結婚式の二次会で航空自衛隊の現役操縦士をしている大学時代の先輩から面白い話を聞いた。戦闘機のパイロットが戦闘モードの時にとらなければならない4つの行為の頭文字をとった「OODAループ」と呼ばれる理論があると言う。つまり、敵の行動を監視(Observe)し、展開する状況を判断(Orient)し、打つ手を決定(Decide)し、行動(Act)するという各ステップを順に繰り返す(ループ)という理論だとか…
戦闘機の空中戦では司令官からの指示も重要かもしれないが、「家庭」というペットの現場の最前線では、飼い主さんの一人一人の状況対応力が、ペットのハッピーレートを左右します。
vol.2 「犬のスキンケア」と「厚化粧のメイク落とし」との意外な関係とは?
vol.3 ペットを飼っていると、子供がアレルギーになりやすい?
細分化された人医療とは異なり、獣医師はジェネラリストとしての資質が要求され、人でいう眼科、歯科、産婦人科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、呼吸器内科、整形外科などの全般的な知識が必要となります。
日進月歩で進歩するこれらすべての分野の獣医学知識を生涯アップデートし続けることは不可能に近い状況です。そこで我々はこれらの病気の中でも特に多い皮膚疾患にピントを絞り、より効果的な治療を模索し続けることにより地域の皆様に特化した獣医療を還元できればと考えております。
国民の約3割がアトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息などのアレルギー性疾患を持っているといわれており、肉体的及び精神的苦痛を余儀なくされている実情があります。日々臨床の現場で働いていても痛切に実感しますが、犬のアレルギー性皮膚炎も確実に増加している傾向が見られます。 周知の通り、犬のアトピー性皮膚炎も"完治"する病気ではないため、ボクシングに例えるとフック・ボディー・アッパーそして右ストレートといったあらゆる治療のコンビネーションを駆使し、高いQOL(生活の質)の維持を目的に継続治療が必要となります。
一生に一度しか診察することのない希少な皮膚疾患や教科書の最後のページに数行だけ記載されているような皮膚病に特化するのではなく、皮膚疾患の中でも特に多い3大疾患であるアレルギー性皮膚炎と角化症と感染症にターゲットを絞り込むことにより、より効率的に情報収集を行い、これらの疾患で悩んでいる近隣のペットオーナーとその"お子さん"の方へ還元することがホーム"スキン"ドクターとしての使命であり、獣医師として社会貢献に繋がると確信しております。
学歴:
北里大学獣医畜産学部獣医学科卒
研修歴:
東京大学附属動物医療センター内科系診療科(2000年〜2002年)
オハイオ州救命動物医療センターMedVet皮膚科(2007年10〜12月)
所属学会:
日本獣医皮膚科学会、日本獣医アトピー・アレルギー・免疫研究会、日本アレルギー学会
著書:「はぐれ獣医純情派」(文芸社)
プリモ動物病院相模原中央
神奈川県相模原市中央区東淵野辺4-11-45
電話番号:042-750-7880
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