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はぐれ獣医の皮膚病研究所

EFF1001の効果を評価するためのランダム化二重盲検プラセボコントロール試験

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犬のアトピー性皮膚炎(AD)は一般的であり、新しい治療が有益である。多施設ランダム化二重盲目プラセボコントロール試験で、軽度/中等度のアトピー性皮膚炎の犬において、Actinidia arguta(サルナシ)(EFF1001)の効果を検査した。
研究は2つのステージに分けた。
ステージ1は6週間で終えた。最初の2週間は、プレドニゾロン[1-3日目: 0.2 mg/kg (1日2回), 4-14日目: 0.2 mg/kg (1日おき)]を投与した。反応した犬は、プレドニゾロン0.2 mg/kg (1日おき)+割り当てられた検査対象物[プラセボあるいはEFF1001 (30 mg/kg)]を1日1回4週間与えた。
ステージ1に反応した犬はステージ2へ進み、EFF1001単独で4週間使用した。臨床医はCADESIを使って病変をスコア化し、飼い主は痒みVASを使って痒みをスコア化した。

77頭の犬が参加し、76頭は14日でランダム化し、57頭(57頭/76頭=75%)の犬はステージ1(EFF1001が27頭とプラセボが30頭)を終えた。ステージ1の終わりで、57頭中35頭(35頭/57頭=61%)は反応(EFF1001が18頭でプラセボが17頭)し、ステージ2へ進んだ。

ステージ1が完了した時点で、CADESIスコアは、グループ間で有意差は見られなかったが、痒みはEFF1001グループで減少し、有意に近づいた。ステージ2が完了した時点で、19頭(19頭/35頭=54%)が反応した(ステージ1では15頭/19頭= 79%がEFF1001で4頭/19頭= 21%がプラセボだった。)。

ステージ2が完了した後、研究を通じてEFF1001を飲ませた犬は、ステージ2からはじめた犬より維持スコアあるいは改善スコアが3.5倍もよかった。

EFF1001は長期的な使用後、有益な補助療法となることが結論付けられた。


A randomized, double-blind, placebo-controlled study to evaluate the effect of EFF1001, an Actinidia arguta (hardy kiwi) preparation, on CADESI score and pruritus in dogs with mild to moderate atopic dermatitis.
Vet Dermatol. 2009 Oct 20.
Marsella R, Messinger L, Zabel S, Rosychuck R, Griffin C, Cronin PO, Belofsky G, Lindemann J, Stull D.



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