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はぐれ獣医の皮膚病研究所

花粉に対する子供のアレルギーにおける超急速法による高用量

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背景: 舌下免疫療法(SLIT)の使用頻度は増加しているが、小児喘息における舌下免疫療法の効果に関するデータは限られる。

目的:私たちの研究目的は、花粉に対するアレルギー性気管支喘息の子供に超急速法で季節前と季節中に投与した高用量舌下免疫療法の効果と安全性を評価することだった。

方法:花粉に敏感な16〜17歳の喘息に罹患している15人の子供が、超急速導入で5つの花粉の標準的な抽出物として舌下免疫療法(Staloral 300 IR, Stallergenes SA, 25 microg major allergens)の効果と安全性を2年間の前向きランダム化二重盲検プラセボコントロール試験で調査した。

結果: 舌下免疫療法は喘息の徴候スコア(41% vsプラセボ群)を明らかに改善し、鼻の症状(25% vsプラセボ群)と緊急薬剤の使用(10% vsプラセボ群)が減少し、1秒間努力呼気容量が増加したが、眼の症状、鼻の過敏反応、25%と75%の間の肺活量における最大呼気流量と努力呼気容量に効果はなかった。舌下免疫療法後IgEとIgG4の血清濃度に変化はなかった。舌下免疫療法の2度目の季節後、気管支の反応性亢進の改善が観察された:しかしプラセボと比較してこの効果は有意ではなかった。
舌下免疫療法群の全ての患者において、優位な局所反応が初年度では患者の59%で記録され、2年目では患者の35%で記録されている。

結論:2年間の高用量超急速季節内舌下免疫療法は安全であり、多発する症状投薬スコアが減少することが我々の研究から示された。(Dr.Kawano訳)

Efficacy and safety of high-doses sublingual immunotherapy in ultra-rush scheme in children allergic to grass pollen.
Clin Exp Allergy. 2009 Mar;39(3):401-8. Epub 2008 Dec 23.
Stelmach I, Kaczmarek-Wozniak J, Majak P,
Olszowiec-Chlebna M, Jerzynska J.


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