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はぐれ獣医の皮膚病研究所

組織学的に表在性壊死溶解性皮膚炎と確定診断した36頭の犬の血漿アミノ酸濃度

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皮膚生検で表在性壊死溶解性皮膚炎(SND)と確定診断した36頭の犬の血漿アミノ酸濃度を測定した。
犬の中央年齢は10歳で、36頭中27頭(75%)が雄だった。36頭中22頭(61%)はウエストハイランドホワイトテリア(6頭)、シェットランドシープドック(5頭)、コッカースパニエル(4頭)、スコッチテリア(3頭)、ラサアプソ(2頭)そしてボーダーコリー(2頭)の6つの犬種により占められていた。
それぞれの測定した血漿アミノ酸濃度から平均濃度(+/- 標準偏差)を計算し、急性そして慢性肝炎の犬でこれまでに測定した血漿アミノ酸濃度と比較した。犬の表在性壊死融解性皮膚炎における分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の比率は2.6で、正常な犬に比べてわずかに低かった。表在性壊死融解性皮膚炎の犬における平均血漿アミノ酸濃度は、急性そして慢性肝炎の犬より有意に低かった。
肝臓でのアミノ酸の異化が増加する代謝性肝障害が表在性壊死融解性皮膚炎で見られる低アミノ酸血症を説明する仮説である。


Plasma amino acid concentrations in 36 dogs with histologically confirmed superficial necrolytic dermatitis.
Vet Dermatol. 2002 Aug;13(4):177-86.
Outerbridge CA, Marks SL, Rogers QR.



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