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はぐれ獣医の皮膚病研究所

多抗原に過敏症があるアトピー性皮膚炎の犬におけるコナヒョウヒダニ特異的免疫療法:ランダム化2重盲検プラセボコントロール試験

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コナヒョウヒダニに対して皮膚テスト反応性があり、共に血清IgEが上昇が見られ、少なくともさらなる1つのアレルゲンに反応しているアトピー性皮膚炎の25頭の犬でランダム化2重盲検プラセボコントロール試験を行った。コナヒョウヒダニを制限した免疫療法液(n=14)あるいはプラセボ(n=11)のどちらかで治療し、臨床的なスコアシステム(SASSAD)と痒みのアナログスケールスコアを使って治療の開始後6週と3、5、7、そして9ヶ月で評価した。コナヒョウヒダニを制限した治療液とプラセボは痒みおよび皮膚症状の両方において同等(P>0.05)の効果であった。
この研究の結果から、コナヒョウヒダニに加えて環境アレル
ゲンに対する過敏症がもととなるアトピー性皮膚炎の犬において、コナヒョウヒダニを制限した免疫療法はこの疾患をコントロールするには不十分であることが示された。結果的にアレルゲン特異的免疫療法の治療液は検査結果に合わせて作製すべきである。


Dermatophagoides farinae-specific immunotherapy in atopic dogs with hypersensitivity to multiple allergens: A randomised, double blind, placebo-controlled study.
Vet J. 2008 Jul 22.
Willemse T, Bardagi M, Carlotti DN, Ferrer L, Fondati A, Fontaine J, Leistra M, Noli C, Ordeix L, Scarampella F, Schleifer S, Sinke J, Roosje P.



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