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はぐれ獣医の皮膚病研究所

皮膚無菌性肉芽腫/化膿性肉芽腫、リーシュマニア症そしてマイコバクテリア感染

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皮膚“無菌性”肉芽腫は、原因病理が不明確な稀な皮膚疾患のグループを表す。多くの疾患がこのグループに含まれる(例えば無菌性肉芽腫/化膿性肉芽腫症候群や反応性組織球症など)。無菌性であることの定義は、他の可能性のある病原学的物質(例えば微生物や異物)の排除に基づく。細胞学、組織学、免疫組織化学そして培養など多くの技術が微生物病因の除外に使われている。しかし、いくつかの生物体が“偏好性”でルーチンな方法での培養や同定が困難であり、分子学的研究が必要である。これは特にマイコバクテリア(例えば、犬のleproid granuloma syndrome)とリーシュマニアにあてはまる。最近、人医領域および獣医学領域における研究で、無菌性であると以前に診断された切片において、ポリメラーゼ連鎖反応法を使って微生物(マイコバクテリアとリーシュマニア)の存在を証明している。従って、無菌性疾患であると断言する前に、新しい技術の発展と共にどの微生物も決定的に除外するための集学的診断アプローチを使うことはとても大切である。

Cutaneous sterile granulomas/pyogranulomas, leishmaniasis and mycobacterial infections.
J Small Anim Pract. 2008 Nov;49(11):552-61.
Santoro D, Prisco M, Ciaramella P.


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