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動物まめ知識

ペルシャ【動物まめ知識】

多くの猫種がある中でも、ペルシャのゴージャスな容姿は「猫の中の王様」と形容されるほど長毛種の代表的な品種で、古くからショーキャットとして認められる品種の一つです。そのネコ界の代名詞でもあるといわれるペルシャですが、実際には多くのネコ種の交配にも使用されており、たくさんのネコがペルシャの血を受け継いでいます。ですが、そのルーツは未だに謎の部分が多いのも確かです。一体どのような猫なのでしょうか? 今回は猫の王様・ペルシャについてお話しします。


★ペルシャの歴史★

ペルシャのルーツとなるアンゴラ猫は、400年以上も昔からトルコのラクダの商人によって貴重品として扱われており、その後シルクロードを通ってヨーロッパや中国に運ばれました。このアンゴラ猫は胴体が長く、エリ毛と尻毛はフサフサしていますが、体の毛は中くらいの長さでした。そしてこのアンゴラ猫にアフガニスタンなどの中近東から来た「胴体が短くて被毛もやや長い猫」が交配され、長い年月を経てペルシャの原型が誕生しました。やがて、イギリスに渡ったペルシャ猫はイギリス人によって改良され、現在の華麗なペルシャ猫が作られたのです。
そして1871年、世界ではじめてのキャット・ショーがロンドンで開催され、そこでまだらや不鮮明な毛色の長毛猫の中に、単色(白、黒、ブルー)のペルシャが初めて出場して注目を浴びました。またこの頃から次々に新しい毛色のペルシャが作出されて、19世紀の終わりにはアメリカに輸出され、ペルシャの名は世界中に広がりました。そして1896年に血統登録がスタートし、そこで血統猫の代名詞となったペルシャ猫は現在においても多くの人気を集めています。



★ペルシャの特徴★

「ペルシャ」といって一番に思いつくのは、やはりまん丸で大きな目、ペシャンとつぶれた短い鼻でしょう。やさしさにあふれた憎めない表情をしていますよね。
顔はエクストリ−ムとトラディショナルの2つのタイプがありますが、両方とも鼻は短くしし鼻で、横から見ると額・鼻・あごの高さが均一です。頬とあごはふっくらしています。エクストリームのほうが極端に平らな顔をしていて鼻はほとんど目の高さと同じですがトラディショナルの鼻は目の高さより下にあります。
また、カッパーといわれる輝いた銅色の目や、「コビー」と呼ばれる短くて太い首、肩幅が広く短い胴体、脚も尾も短い正方形の体形は、ペルシャの特徴的な体型です。



★ゴージャスな被毛は天下一品!★

美しくバリエーションも非常に多い被毛は「猫の王様」と呼ばれるペルシャならではの容姿でしょう。光沢がありまるでシルクのようななめらかで心地のいい手触りと、首から胸にかけては特にボリュームのある被毛で覆われた姿は大変ゴージャスで、魅力的な印象を人々に与えます。
毛色には、ホワイト、ブルー、クリーム、レッドなどの単色のほか、タビー(縞)、複合色、二毛や三毛など数多くの毛色が認められています。また「スモーク部門」ではブラック・スモーク、ブルー・スモーク、レッド・スモーク、クリーム・スモーク、トーティ・スモークなどの毛色もあり、動くと下のホワイトの色が現れて煙のようだと表現されます。



★基本は「静かでおとなしい」性格の猫★

ペルシャの性格は基本的に非常に穏やかで温和と言われ、ゴロゴロしている時が一番幸せそうです。人懐っこい面もあるようで、時には飼い主さんに添い寝する姿も見られます。何しろ静かなネコで滅多に鳴くことはなく、一人でも全く平気な飼いやすいのんびりマイペースな猫です。
しかし、そんな温厚なペルシャも時に好奇心旺盛で、気性が激しかったり気難しく扱いづらい一面もあるため、せがんできたら一緒に遊んであげるようにし、機嫌を損ねないためにも構いすぎないようにしましょう。



★かかりやすい病気★

ペルシャに特徴的なぺったんこな鼻は、まるで子猫のような顔つきを引き出すため高い人気を維持してきましたが、そのつぶれた鼻のため鼻涙管と呼ばれる涙を鼻に流す管が圧迫されて涙目になりやすいなど、健康上の問題を引き起こすこともあります。そのままにしておくと涙により鼻のしわの部分の皮膚がただれたりすることもありますので、こまめに目やにを取ってあげましょう。
また、ペルシャ系統の猫に多く見られる「多発性嚢胞腎」という病気は、腎臓の内部に水分の詰まった「嚢胞」が次々にできていく遺伝性疾患で、親猫からこの病気の因子を受け継いだ猫は子猫の頃から発症し始めると言われています。
その他、ペルシャは長毛種ではありますが、その長く密集した被毛のため自分でちゃんと毛づくろいすることが難しく、毛球症になったり毛玉によって皮膚炎が起こることもあるため、ほぼ毎日毛の手入れをしてあげる必要があります。



ペルシャに特徴的なぺったんこな鼻は、まるで子猫のような顔つきを引き出すため高い人気を維持してきましたが、そのつぶれた鼻のため鼻涙管と呼ばれる涙を鼻に流す管が圧迫されて涙目になりやすいなど、健康上の問題を引き起こすこともあります。そのままにしておくと涙により鼻のしわの部分の皮膚がただれたりすることもありますので、こまめに目やにを取ってあげましょう。
また、ペルシャ系統の猫に多く見られる「多発性嚢胞腎」という病気は、腎臓の内部に水分の詰まった「嚢胞」が次々にできていく遺伝性疾患で、親猫からこの病気の因子を受け継いだ猫は子猫の頃から発症し始めると言われています。
その他、ペルシャは長毛種ではありますが、その長く密集した被毛のため自分でちゃんと毛づくろいすることが難しく、毛球症になったり毛玉によって皮膚炎が起こることもあるため、ほぼ毎日毛の手入れをしてあげる必要があります。



美しい容姿のペルシャの出現によりネコ界は大いに揺れ、多くの交配に使ったり猫を飼うというブームをさらに引き起こしたなど、ペルシャがネコの歴史にとっても大きな影響を与えた事は間違いなく、それがネコ界の王様と言われる所以なのかもしれませんね

キーワード

ペルシャ 猫