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動物まめ知識

ハムスターってこんな生き物 【動物まめ知識】

小さなカゴの中で飼うことのできるハムスターは、特に小さな子供のいる家庭で初めてペットの飼育を考えた時の入門動物としておなじみです。飼育をする人が増えたせいか、最近はハムスター専用のケージ、運動用トンネルやおやつなどさまざまなものも売られています。しかし実際どのようなペットなのか、ということは意外に皆さんご存知ないのではないでしょうか。


★ハムスターの種類★

一口にハムスターといっても、実は世界中には約25種類のハムスターが存在します。そしてその中で国内でペットになっているのは主に次の5種類です。
以前よりペットとしておなじみのゴールデンハムスターはゴールデンハムスター属のやや大きな白と茶色のハムスターです。 
それよりやや小さなヒメキヌゲネズミ属に含まれているのはジャンガリアンハムスターとキャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスターの3種類です。
さらにキヌゲネズミ属に含まれるチャイニーズハムスターも最近ペットショップでよく見られるようになってきました。
そもそもハムスターを複数同じケージで飼うことは難しい上に、それぞれの種はトラとライオンくらいの違いがあるため、違う種同士で交配するすることは通常できません。


★ハムスターの基礎知識★

ゴールデンハムスターはシリアの砂漠地帯に住んでいたものを人が飼育し始めたのがペットとしての始まりだといわれています。もともとは研究用でしたが、日本では1970年頃から犬や猫に代わるペットとして人気が出てきました。そして20年程前からジャンガリアンハムスターをはじめとする小型のハムスターがペットショップに出現して、人気に拍車がかかってきたのです。
寿命は2〜4年ですが、ゴールデンハムスターのなかには7〜8年生きるものもいるようです。18〜26度の温度変化の少ない乾燥した場所を好み、野性のものは地面に穴を掘ってねぐらとしているため、木に登ったり柵にぶらさがったりすることは苦手です。基本的には夜行性で昼間は寝ていることが多いようです。


★体の特徴★

ハムスターはとても器用で、前足の指で物をつかむことができます。よく、餌を両手でしっかりと持って食べている姿が観察されますよね。しかし、食べ残した餌を巣箱の中などに持っていくときには、左右の頬袋のなかに詰め込んで移動します。
歯は一生伸びつづけ、固いものを噛むことによって適度な長さにすり減らしていますから、もし噛み合わせが悪くなると過剰に伸びてしまうことがあります。
また、ハムスターは寒さがとても苦手で、気温が5度を下回ると冬眠状態に入ってしまいますが、飼育状態での冬眠はとても危険なため、温度管理にはくれぐれも気をつけて冬眠をさせないようにしなければなりません。


★飼う時に必要な道具★

ケージ:小動物や鳥用のケージで代用することもできますが、金網は何かの拍子によじ登って落下する事故が起きるケースがあるため、最近は衣装ケースのようなプラスチックの大き目の容器で飼育する人も増えてきました。脱走されないように、隙間のあいていない出入り口がしっかりと閉められるものを選びましょう。

水入れ・餌入れ:水入れはひっくり返したり、中に入ってハムスターが濡れたりしないようにボトル型のほうがお勧めです。餌入れもひっくり返したりしない安定したものを用意しましょう。

巣箱:昼間でも安心してプライベートを保つことのできる空間を用意してあげましょう。いろいろな形態の物が売られていますが、湿気がこもりにくく掃除がしやすいものを選びましょう。

床材:ハムスターは地面を掘る性質があるため、木屑や紙を細かくちぎったものを厚く床に置いておくと自ら潜ったり、それを巣箱に運び込んだりして、自分にとって居心地のよい空間を作っていきます。

トイレ:ハムスターは一定の場所でおしっこをする性質があるため、ケージのすみにトイレ砂を入れた容器を入れておくと、それをトイレとして利用してくれます。
その他運動器具など:回し車やトンネルなどさまざまな遊び道具が売られていますが、ハムスターは元来余り器用な動物ではないため、手足をはさんだり身動きが取れなくなってしまうようなおもちゃを選ばないように注意してあげましょう。


★ハムスターのごはん★

ハムスターといえばヒマワリの種がごはんだと思って、そればかりあげている人がときおり見られますが、それは大きな間違いです。野生のハムスターは砂漠に細々と生えている草やその種などを主食にしており、時折虫なども捕まえて食べる雑食性です。ヒマワリの種のような脂肪分たっぷりの餌はハムスターにとっては大ご馳走になるため、そればかり食べさせていると肥満や肝臓病などを引き起こしてしまいます。最近は栄養バランスを整えたハムスター用のペレットも売られているため、それを主食とし、木の実や穀類、野菜や果物などのおやつは数日おきにごく少量を与えるようにしましょう。


ハムスターのような小動物はつい安易に飼ってしまいがちですが、小さいが故にその命はとてもはかないものです。どんな動物でも同じ一つの命として、一度飼うと決めたらそのペットのことをよく知り、少しでも長く元気で一緒にいられるようにたくさん愛情を注いで飼うようにしましょう。

キーワード

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