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動物まめ知識

もしもうちの猫ちゃんが家出をしたら 【動物まめ知識】

ずっとおうちの中で飼っている猫ちゃんでも、ある日開けたままになっている窓やドアから外に出てしまうことがあるかもしれません。また、家の中と外を行ったり来たりする猫ちゃんがいつまでも外から帰ってこないこともあるでしょう。ダンボールなどで動物病院に連れて行こうとしたら、行く途中で破って飛び出してしまうことだってあるかもしれません。もし、愛するおうちの猫ちゃんが外に行ったきり迷子になってしまったら、どうやって探したらいいのでしょうか? また、そうならないために、私たちは普段どんなことに気をつけてあげればいいのでしょうか?


★猫ちゃんを探しに行く★

まずは逃げた周辺をよく探しましょう。迷子になってから早く探しに行けば行くほど見つかる確率は高くなります。猫はよっぽどのことがない限り、すぐには遠くに行かないものです。普段お外に行く猫ちゃんがもどってこない場合でも、いつも見かける場所を中心に注意深く探してみましょう。おうちに帰れないときには恐怖を感じて隠れていることが多いので、車の下、縁の下、狭い建物の間、やぶの中など猫がじっとしていそうな場所を中心に、目線を低くして見るのがポイントです。要所要所では小さくやさしい声で名前を呼びながら、返事がないか、よく耳を澄ませてみましょう。そして逃げた場所から同心円状に少しずつ移動して範囲を広げていきましょう。
探しに行く時には、懐中電灯や、もし見つかった時のためのキャットフード、抱っこする時のバスタオルなどを持っていくと良いでしょう。
そして自分で探しながら、出会った人にはなるべく情報提供をお願いしましょう。特にご自身でもペットを飼われている方や目線の低い子供は協力的であることが多いようです。


★各機関に連絡をする★

もしも、すぐに見つからなかったら、もしくはいなくなってから時間が経過している場合には情報が集まる場所に連絡をしましょう。
まずは地元の保健所です。万が一保健所に連れて行かれてしまうと数日で処分されてしまうこともあるため、なるべく早く、そして出来れば毎日でも連絡をしてみましょう。保健所同士は横の連絡がないため、もし行政区域の境近くの場合は近隣の保健所にも必ず連絡をしてください。
次に警察署です。明らかにペットと思われる場合は拾得物扱いで警察署や派出所に届けられている場合があるからです。これも近所だけでなく近隣数ヶ所に連絡をとっておくほうがよいでしょう。
動物病院はペットの情報が集まりやすい場所です。自分のかかりつけだけでなく、電話帳で調べるなどして近所の動物病院全てに連絡をとってみましょう。
また、あまり考えたくはありませんが、万が一交通事故などに遭遇して帰れなかったという場合もありますので、清掃局など遺体を回収する機関にも問合せをしておきましょう。
もし地元に動物の保護団体があれば、そこも是非訊ねてみましょう。迷子猫の情報だけでなく捜索の協力をしてくれることもあります。


★チラシを作成する★

自分だけの力では見つけられず、より多くの人に協力を頼むにはチラシやポスターが効果的です。B5くらいの手にとりやすい大きさの紙に

1、猫を探していること 
2、全身が大きく映っている写真 
3、猫ちゃんの情報
(年齢、性別、模様、首輪の有無、見た目の特徴、いなくなった場所や日時) 
4、連絡先(名前、電話番号)
 

を明記しましょう。
ご自宅にパソコンとプリンターがあれば比較的簡単に作れると思いますが、家庭用プリンターだと濡れるとインクがにじんでしまうため、配るものはコピーを取ったものを使うようしましょう。また、連絡先はイタズラ電話も多いため仮名でも構いません。
できあがったらまず上記の連絡をとった施設に送り、動物病院には待合室などに張ってもらうようにお願いしましょう。また、その他にも地域の人が集まる場所、スーパーや銀行、郵便局、駅などにも貼ってもらうようにお願いをしてみましょう。なるべく多くの場所に張ってもらうことが発見に繋がりますが、もし見つかった場合には必ずそれを撤去しなければいけませんので、どこにお願いをしたのかは必ず一覧表にして記録しておきましょう。
また、駅前や商店街などで事情を説明して一枚ずつ道行く人に配っても良いでしょう。


★そのほかにも★

最近はペットの迷子情報を掲載してくれる愛護団体のホームページもいくつもありますので、そこにお願いをすればより情報を広めることが出来ます。地域のフリー情報誌や新聞の折込チラシを利用してみるのもよいでしょう。
また、迷子になったペットを探す専門家、ペット探偵もいますので、もし自分で探すだけでは不安な場合はそういった方にお願いしてみましょう。


★猫ちゃんを迷子にしないために★

もし迷子になってしまっても首輪などでおうちに関する情報を何か持っていたら帰ることが出来る可能性はぐっと高くなります。そのため迷子防止のことを考えたら、たとえ室内飼育の猫ちゃんでも普段から首輪をつけておいたほうがよいのですが、よく、猫は首輪がどこかに引っかかりそうで怖いので付けたくない、という話も聞きます。そのため最近の猫用首輪は万が一どこかに引っかかると首輪が伸びて首を締めないようになっているものも多く、またマイクロチップならば、落としたりする心配もありません。
しかし、最も大切なのは迷子にしないように常に飼育管理に気を配り、猫ちゃんはなるべく完全室内飼育をするようにすることではないでしょうか。

キーワード

迷子 家出 捜索