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飼い方

ワンちゃんと一緒にアウトドア! 〜キャンプへ行こう!〜 【飼い方】

今年の夏休みこそ愛犬と一緒にアウトドア! と考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか? 夏のアウトドアといえば「キャンプ」ですよね! 
そこで今回は、ワンちゃんと一緒にキャンプへお出かけする際、楽しむために守るべきルールや注意点などをお話していきましょう。



★夏のアウトドアの注意点★

アウトドアというと爽やかで快適なイメージがありますが、真夏の炎天下はたとえ森の中であってもワンちゃんにとって非常に過酷なシーズンです。気温や湿度が高く熱射病の危険も考えなければなりませんし、蚊を媒介とするフィラリア症の感染や、ノミやダニの寄生からも愛犬を守らなくてはいけません。そういった点ではテントを張ったキャンプでも日々のお散歩やドックランでの運動といった「屋外」であることに変わりはないことにまず十分に注意しましょう。
また、たくさんの人で賑わうこの時期のキャンプ場では、ワンちゃんが悪さをしないように周囲の人への気配りも忘れてはいけません。
 マナーを守って、アウトドアを楽しむことを心がけましょう。


★キャンプへ行く前の準備★

愛犬と楽しいキャンプの思い出を作るために、突然のアクシデントなどは避けたいですよね。そのためにも事前準備をきちんとしておく必要があります。

・キャンプ場の予約
キャンプ場の予約をする際は「犬連れ」であることをきちんと伝えましょう。
犬連れが可能なキャンプ場であっても、キャンプ場によっては様々な条件(体重制限や予防接種証明書など)がありますので、事前に条件などをしっかり確認しましょう。

・迷子札の準備
キャンプへ出掛けた際、万が一迷子になってしまった場合に備えて「迷子札」を用意しておきましょう。最近では、キャンプ場内でも携帯電話がつながるところも多いので、迷子札に飼い主さんの携帯番号も書いておくとより安心です。

・動物病院を調べておこう
万が一、キャンプ場でケガをしてしまったり、体調が悪くなってしまった場合に、キャンプ場のスタッフが近所の動物病院を知っているとは限りません。周辺に動物病院があるかどうか事前に調べておくと安心です。

・ワンちゃんの健康状態をチェックしよう
キャンプ場へ向かう前に、ワンちゃんの健康状態をチェックしておきましょう。
ただでさえワンちゃんは暑さに弱いのに、健康不良の状態でキャンプへ連れていくのはよくありません。キャンプへ行く数日前からワンちゃんの健康状態をチェックしておいてあげましょう。
また、発情期を向かえたワンちゃんはキャンプへ行くのは控えましょう。発情期は情緒不安定で体調も変わり、周囲のワンちゃんに迷惑をかける確率も高くなります。キャンプの予定と発情期がぶつかってしまったら、残念ですがまたの機会を待ちましょう。


★キャンプ場に着いたら★

キャンプ場に到着したら、最初にキャンプ場のスタッフへ改めて「犬連れ」であることを伝え、再度注意事項等の確認をしましょう。
テントサイトに着いたら、テント設営の前に近隣のサイトに「犬連れです。ご迷惑をお掛けしたら申し訳ありません」と挨拶をしておきましょう。隣も犬連れである場合は、犬同士の「相性」を確認しておくことも重要です。そして、テントの準備に取り掛かる前に、ワンちゃんの水飲み場(容器)を設置してあげましょう。
また、テント設営時、飼い主さんが少し目を離した隙に、ワンちゃんがいなくなってしまった! ということのないよう、ワンちゃんから目を離さないように注意しましょう。
テントは、宿泊人数プラス2人分位大き目のテントを選ぶとよいでしょう。出入り口が広く、通気性の良いこともテント選びのポイントです。犬用の寝具は、新しいものより日頃愛用しているマットなどワンちゃんが安心できるものを用意しましょう。
昼のテント内は風が通らず熱気がこもるため、テント内でのお留守番は厳禁です。外に繋いでいても子供などが寄ってこないとは限りません。無用のトラブルを防ぐ意味からも、テントを離れる時はワンちゃんも一緒に連れていきましょう。


★キャンプ場での注意点★
 
キャンプ場では、共有スペースを含め、周囲の人達との接触が多くなります。
きちんとマナーを守り、楽しいキャンプにするために以下のことに注意しましょう。

・キャンプ場内でのお散歩
キャンプ場の周りをお散歩するときは、マーキングの場所にも気を配りましょう。
特にキャンプ場は施設全体が「食と住」を営む環境になります。日頃からペットシーツの上でトイレをする訓練をしておきましょう。万が一マーキングをしてしまったらペットボトルの水などで洗い流すなどの気配りが大切です。周囲の人達に不快な思いをさせてしまわないように、ワンちゃんの排泄行為には十分に気をつけましょう。
また、お散歩中にワンちゃんが炊事場へ入ってしまわないように注意しましょう。
衛生面だけではなく、炭の残り火などでワンちゃんが足を火傷しないためでもあります。
慣れない環境で興奮してしまうワンちゃんもいると思いますので、ワンちゃんから目を離さないようにしましょう。

・キャンプ器具による事故
犬同伴可能なキャンプ場のほとんどがリードの装着を義務付けていますが、その際テーブルやイスの足にリードを繋いでおくのは危険です。器具の倒壊だけでなく「踏みつけ事故」の原因にもなります。また、ランタン(照明器具)やガスバーナー(調理器具)などに近づかないよう、ペグ(大きな釘のようなもの)やカラビナ(登山用の係留具)などを用意し、適度な距離を保つようにしてあげましょう。

・他のワンちゃんとの接触について
最近では、犬同伴可能なキャンプ場も増えてきて、キャンプ場が飼い主さんやワンちゃんにとって新しいお友達作りの場になっているようです。しかし、その反面、ワンちゃん同士のケンカも増えているのも事実です。せっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまわないよう、ワンちゃん同士の接触には十分気をつけてあげましょう。
 

涼しい高原や川のせせらぎや海の輝き、おいしいバーベキューなど、考えるだけでワンちゃんとのキャンプは楽しそうですよね。事前準備をしっかり行い、マナーをきちんと守りワンちゃんと素敵な夏の思い出を作ってくださいね!

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キャンプ アウトドア