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はぐれ獣医の皮膚病研究所

アトピー性皮膚炎の犬の治療においてアレルゲン抽出物(急速免疫療法)の簡略化した連続注射することの安全性の評価

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目的:アトピー性皮膚炎の犬の治療においてアレルゲン抽出物(急速免疫療法)の簡略化した連続注射における安全性を評価すること

動物:アレルゲン特異的免疫療法の治療のためveterinary dermatology referral practiceで検査した30頭のアトピー性皮膚炎の犬

方法:それぞれの犬の静脈内にカテーテルを設置した 。実施中は常に犬を観察した。6時間で20000PNU/mlの維持濃度になるよう30分毎に濃度を増加させアレルゲン抽出物を注射した。必要であればエピネフリン、酸素そして救急治療が利用可能であった。

結果:22頭(73%)の犬で、急速免疫療法はアレルゲン抽出物の濃度を増加させる週1回の注射処置による長い誘導期間(15週)と安全に置き換わった。7頭(23%)の犬において、誘導期間は4週間省略できた。
急速免疫療法中に問題が起こった8頭のうち、7頭は痒みが増加したので、急速免疫療法を早期に中断し、1頭は全身性の膨疹に発展した。8頭全ての犬でプレドニゾロン(1 mg/kg)の経口投与によって副作用が解消した。

結論と臨床関連:動物病院のスタッフによって実施する急速免疫療法は、アトピー性皮膚炎の犬の治療において安全な方法である。


Evaluation of the safety of an abbreviated course of injections of allergen extracts (rush immunotherapy) for the treatment of dogs with atopic dermatitis.
Am J Vet Res. 2001 Mar;62(3):307-10. Links
Mueller RS, Bettenay SV.


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