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はぐれ獣医の皮膚病研究所

受身の喫煙者としての犬:家庭犬における環境タバコ煙への暴露の影響

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動物に対するタバコの影響に関して入手できるわずかな研究では、研究の大部分ではマスクの使用か気管切開で能動的に喫煙する動物が含まれる。今回の研究では家庭犬における受身の煙の暴露による影響を観察した。27-106ヶ月(M = 38.6+/-15.8)で体重が1.9-4.0kg (M = 3.04+/-0.48)の30頭のヨークシャーテリア(雄18頭)を検体とした。
半分の犬は居住者が最低24カ月少なくとも1日に20本のタバコを吸う家から来た。そして、他の半分は喫煙しない家から来た。細胞集団と大食細胞細胞質内の炭粉症の存在を測定するためにすべての動物の気管支肺胞洗浄をした。さらに気管生検査も実施した。環境のタバコの煙の暴露を特徴付けるため、免疫クロマトグラフィー法で尿中コチニンを測定した。コチニンはタバコの煙に暴露された犬では陽性だったが、タバコの煙に暴露されなかった犬では検出されなかった。タバコの煙に暴露された犬において、マクロファージとリンパ球集団が明らかに(p<.05)増加し、炭粉症がマクロファージの細胞質に観察された。免疫クロマトグラフィー法による尿コチニン濃度の測定は、環境のタバコの暴露を確かめるために使用できる効果的な方法である。
気管支肺胞洗浄液による細胞学的分析によって家庭の動物におけるタバコの煙に対する受動暴露によって惹起された気道の変化が証明された。



The dog as a passive smoker: effects of exposure to environmental cigarette smoke on domestic dogs.
Nicotine Tob Res. 2007 Nov;9(11):1171-6.
Roza MR, Viegas CA.



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