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飼い方

たいへん! 血が出てる! 〜おうちでできるファーストエイド 止血法〜【飼い方】

大量の出血はどんなときでも命取りです。もし、ペットから出血が見られる場合にはできるだけ早く止血をする必要があり、外傷のように出血部位が見えるような場合には、動物病院に連れて行く前におうちの人が応急手当として止血を行えるようにしておきましょう。

☆こんな時はおうちの人が止血をしてあげましょう☆
・ 爪を切ろうとして深く切りすぎてしまい、爪の先から出血してしまった場合
・ 毛玉を切ろうとして、誤って皮膚も切ってしまった場合
・ お散歩中にとがったものを踏んで肉球を傷つけてしまった場合
・ けんかをして、噛み傷を負ってしまった場合

止血で必要なもの
・ 清潔なガーゼ
・ 医療用の脱脂綿
・ 伸縮性包帯

☆止血法:止血の基本は圧迫です☆
・ まず出血している部位を確認します。毛の下にある傷は分かりにくいため、よく掻き分けて出血部位を確認してください。
・ 血が出ているところに清潔なガーゼまたは脱脂綿を厚めにあてます。
・ 3〜5分、そのまま強く押えます。もし押えているガーゼが血をいっぱいに吸ってしまったら、その上にさらに新しいガーゼを重ねます。ガーゼを頻繁に取り替えたり、ガーゼで傷口をこすったりしてはいけません。
・ もし足や胴体のように包帯が巻ける場所であれば、その上から包帯をややきつめに巻いて固定します。

もし、止まりにくい場合は
・ 手やしっぽからの出血で血が止まりにくい場合は、傷口から心臓に近い部位の血管を押えて止血します。
・ 傷口のすぐ上(心臓に近い場所)を手で握るか、包帯で軽く縛ります。
・ 2分おきくらいに少し緩めてみて、血が止まっているかどうかを確認し、必要以上に血行を遮断しないようにします。

☆しっぽや耳翼からの出血☆
・ しっぽや耳のようなよく動く場所からの出血は一度止まっても、動かすことによって再び出血することがあるので、出血部位を包帯で体に固定してしまいましょう。
・ 耳の先端から出血している場合、耳翼をガーゼに挟み込むようにして、それごと顔に包帯でぐるぐる巻きにします(ほっかむりの要領です)。
・ しっぽの先端から出血している場合、しっぽを胴体にくっつけて、そのまま胴体ごと包帯で巻いてしまいます。

おうちでの応急手当が済んだら、出血部位を押えながら、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。
血を見ただけで動転してしまうかもしれませんが、止血にとどまらずすべての応急手当について、おうちの人の冷静な対応がその後のペットの状態を左右します。応急手当の方法は健康なうちに頭に入れておき、いざというときにちゃんと使えるようにしておきましょう。

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ケガ 出血 治療