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はぐれ獣医の皮膚病研究所

犬アトピー性皮膚炎のthymus and activation-regulated chemokineの病変部発現

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この研究で、アトピー性皮膚炎(AD)の犬と健常犬の両方から採取した皮膚サンプルにおいて、ケモカインであるthymus and activation-regulated chemokine(TARC)そしてIL-1β、IL-4、IFN-γそしてTNF-αを含むサイトカインのmRNAの発現を観察した。TARC のmRNAはADの犬の局所皮膚病変で選択的に発現していたが、AD犬の病変がない皮膚や健常犬での正常な皮膚では発現していなかった。病変のある皮膚でのIL-1β、IFN-γそしてTNF-αの発現レベルも、AD犬の病変がない皮膚での発現より明らかに高かった。しかし、IL-4 のmRNA は今回の研究におけるどの皮膚サンプルでも検出できなかった。TARCやIL-1β、IFN-γそしてTNF-αなどの炎症性サイトカインは、人のAD同様に犬ADの病因に何らかの役割があるのかもしれないと示唆される。



Lesional _expression of thymus and activation-regulated chemokine in canine atopic dermatitis.
Vet Immunol Immunopathol. 2002 Sep 6;88(1-2):79-87.
Maeda S, Fujiwara S, Omori K, Kawano K, Kurata K, Masuda K, Ohno K, Tsujimoto H.



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