獣医師セレクトアイテム専門ショップ ペットクリニックセクレトショップ
獣医師や看護師が贈る
ペットコラム

いつでも愛犬愛猫が元気にいてほしいからここからコラム「ペットライフ」をお届けします

病気と予防 全部の記事を読む
ペットライフ 全部の記事を読む
ペットクリニックHOME » ペットライフ » 一覧 » ドッグランで楽しむために 【しつけ・行動・マナー】

しつけ・行動・マナー

ドッグランで楽しむために 【しつけ・行動・マナー】

ドッグランとは、ワンちゃんが広い場所でノーリードで思いっきり走り回って遊ぶことのできるような施設のことです。お互いにルールを守りさえすれば、飼い主さんも一緒にのびのびとした時間を過ごすことができ、ストレスを解消する事ができるため、今や全国各地に作られています。


☆ペットはお風呂場が好き?☆

あなたのペットはお風呂場が好きですか? もし、もともと水遊びの好きなワンちゃんであれば一緒についてきてお風呂に入りたがるかもしれませんね。
また、お風呂場は水が出る場所という事を知っていて、蛇口から新鮮な水を飲もうとお風呂場に入ろうとする子もいるようです。普段はシャンプーをされたり、体が濡れることを嫌うネコちゃんですら、冬場はそのあたたかさにつられてお風呂場の中に入って、バスタブの蓋の上でうたた寝をする子も多いと思います。お風呂場は意外にペットにとって人気のエリアであるようです。


☆ドッグランってこんな場所☆

現在の日本ではワンちゃんを放し飼いにしたり、ノーリードで散歩をさせることは法律上からもしてはいけないことです。でも、たまにはワンちゃんを思いっきり走らせたい、一緒にボール投げやフリスビーキャッチをしたい、ワンちゃんのお友達を作ってあげたい、そう思ったことはありませんか?ドッグランはそんなワンちゃんと飼い主さんの要求をかなえるため、ワンちゃん同士、飼い主さん同士が交流する場として誕生しました。ドッグランは通常広いエリアを柵で囲った施設で、中にはアジリティの練習をするためのトレーニング器具や水浴びができるプールなどが設置してある所もあります。


☆ドッグランに連れて行ける子、いけない子☆

こうして説明すると、今すぐにでも自分の子をドッグランに連れて行ってみたいですよね。でも、連れて行く前に、まず自分のワンちゃんがドッグランに連れて行けるかどうか、連れて行って楽しめるかどうかチェックしてみましょう。

性格の問題:
まずあなたのワンちゃんは他のワンちゃんと仲良くすることができますか?もし、他のワンちゃんを怖がったり、逆に怒ったりするようであれば、ドッグランは楽しい場所ではなく、ただのストレスにしかなりません。

病気の予防:
ドッグランではたくさんのワンちゃんとの交流があります。そのときに例えばもし1頭でもノミがついている子がいたら、それはたちまちたくさんのワンちゃんに広がってしまいます。狂犬病と混合ワクチンの予防接種、ノミダニの予防薬はきちんと済ませてあることが大抵のドッグランでの使用条件です。中には狂犬病の鑑札の提示を求められることもあります。

その日の体調:
もし、病気治療中もしくは当日の体調が悪そうであればドッグランに連れて行ってはいけません。体力を消耗してよけいにひどくしてしまうことがあるためです。また、女の子の場合は発情が始まってしまったら他の子(特に男の子)の迷惑になるため、連れて行ってはいけません。

しつけ:
ドッグランの中では基本的にトイレは禁止ですから、どこでもトイレをしているような子は入場を断られてしまいます。また、最低限ダメとおいでのコマンドを知っていないと、帰るときやトラブルがあった時に手間取ることがあります。


☆ドッグランの基本マナー☆

それぞれのドッグランには自分達だけでなく他のワンちゃんや飼い主さんも楽しく過ごすためのルールがあります。

トイレ:
もし決められた場所以外でそそうをしてしまったときには、速やかにティッシュで取り去り、おしっこは水で流して臭いを消しておきましょう。男の子であちこちにマーキングする可能性のある子はあらかじめマナーバンドを装着しておくとよいでしょう。

ゴミ:
排泄物などゴミが出た場合は必ず持ち帰りましょう。

飲食:
基本的にドッグラン内ではペットがおやつやフードを食べること、人がものを食べることは禁止されています。食べ物をめぐってワンちゃん同士がトラブルをおこさないようにするためです。また、タバコを吸うことも通常は禁止されています。


☆ドッグランで楽しく遊ぶためのポイント☆

ドッグランに連れて行ってもいきなりワンちゃんを入れてリードを放してはいけません。もしかしたら相性の悪い子がいるかもしれません。まずはリードをつけたまま、ゆっくりとドッグランの外を一周してみましょう。柵ごしにドッグランがどういった場所か、どういうワンちゃんが今入っているのかをよく観察します。そして次に柵の中に入って同じくリードをつけたまま少し歩いてその場の雰囲気をよく感じ取り、ワンちゃんの緊張や興奮を取り除きます。もし何でもなさそうだと判断したら、そこで始めてリードを放します。
ドッグランはワンちゃんが楽しむのと同時に飼い主さん同士が交流を深める場所でもあります。ワンちゃんが他の子と遊んでいる間は飼い方やしつけや病気の事などふだん気にしている事について話し合ってみましょう。ただし、話をしている間も自分の子からは目を離さずに、どこで何をしているのかは常に把握していましょう。相性の悪そうな子がいた場合にはすぐに引き離し、事前にトラブルを回避するように努力しましょう。
もしかしたらあなたのワンちゃんは走り回ったり、お友達とじゃれあって非常に興奮して自分で疲労が気がつかないほど遊んでしまうかもしれません。休憩は早めに人が決めて定期的にリードにつないで休ませるようにし、休んでいる間には水分を補給してあげましょう。ドッグランには水のみ場があるところもありますが、携帯用の水と水飲み容器を持っていくと便利でしょう。



都心のドッグランは通常の公園の一角に作られていることが多いようです。それは、ワンちゃんを飼っている人もいない人も共に理解しあって社会で共生できるように、という考えが含まれています。皆が利用規約を守り、気持ちよく過ごし、さらにワンちゃんも犬友達と思いっきり楽しく遊べるといいですよね。

キーワード

ドッグラン 散歩 ノーリード