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Column

1月のColumn ★ネコって何でマタタビに反応するの?★

あまりにも有名な”ネコにマタタビ”マタタビをかいだネコはどんな気持ちになるのかな。


★マタタビとは★

マタタビ(学名:Actinidia polygama)とは、山地に自生する蔓性落葉低木(ツルで他の木に巻きつく植物)です。昔から人も漢方薬として利用してきたことで有名です。利尿作用や血行促進、強壮作用があると言われており、痛風や神経痛リウマチにも効果があるようです。また、マタタビの花は山菜としておひたしや炒め物に、又茎や葉は乾燥させ入浴剤としても利用されてきました。

昔、長旅の疲労で疲れた旅人がマタタビの果実を食べたところ元気が出て、「また、旅ができる」ようになったことから「マタタビ」と言われるようになったという説が由来として有力のようです。


★猫にマタタビ★
 
猫にマタタビ」とよく聞きますが、ではなぜ猫はマタタビが好物なのでしょう。猫にマタタビを与えると酔っ払ったように興奮作用(マタタビ反応)を示し、独特の反応(マタタビ踊り)を示します。猫によってその反応はさまざまですが、一種の陶酔状態をおこしいずれも興奮します。

現在では大阪市立大学の 目(さかん)教授グループの研究によって、「マタタビラクトン」と「アクチニジン」という2つの成分が猫の中枢神経を麻痺させ、性的快感を覚えさせるということ、また、マタタビの葉や茎、果実に含まれる「マタタビラクトン」や「アクチニジン」は猫科動物の大脳、脊髄、延髄を麻痺させ陶酔状態にさせることがわかっています。

マタタビの成分が揮発性で常に発散しているため、動物は遠くからでもわかるということが明らかになっています。猫科動物のライオンや虎なども本能的にマタタビを求めて集まると言われています。

★キウイと猫★
 
中国原産のキウイフルーツはマタタビと同じサルナシ科(マタタビ科)に属します。そのため、野生のキウイフルーツの木の根などは、マタタビと同じ効果を猫に与えます。

田舎のキウイ畑で根を掘り返す作業をすると近くの猫たちが何十匹も集まり、あっちでもこっちもでもゴロゴロ・クネクネ状態となるそうです。しかし市販されているキウイフルーツは品種改良されているため「マタタビ効果」の期待は薄いかもしれません(個体差はありますが、市販でも熟したキウイには反応する猫もいます)。


★いつものしつけや健康に一工夫★
 
マタタビは猫の万病の薬としても知られており、元気が無く食欲も無いときなど猫にマタタビを与えると元気になるといわれています。

病気には木天寥(もくてんりょう)の粉末をフードに混ぜて与えると良いと言われています。市販品は粉末が一般的ですが、小枝状のものからおもちゃや爪とぎに含まれているものなどさまざまなものがありますので、用途に応じて使ってみるのもいいでしょう。イライラしていていたり、言う事を聞かない時、

また、元気がない時や食欲がない時など利用してみるといいでしょう。ただし、あまり多量に与えると呼吸麻痺を起こして死亡することもあるといわれているので使う際は使用上の注意を確認することが大切です。

また、個体差はありますが、雌よりも雄の方が反応しやすいといわれています。しかし不思議なことに子猫や子ライオンなどは興味を示しません。去勢手術を受けた猫の一部もあまり興味を示さないので、ある程度成熟した猫に対しての媚薬効果だと言えます。マタタビの効果には個体差があるので、まったく反応を示さない猫もいることは覚えておきましょう。