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はぐれ獣医の皮膚病研究所

Alopecia Xの組織病理学

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内分泌症の犬は過剰な外毛根鞘性角化(炎状毛包:flame follocule)を伴う毛包があると報告されている。これらの毛包は臨床的に甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症、低ソマトトロピン症、性ホルモン失調と診断された症例において記述がある。これらの毛包の発生率において品種による変差も記述がある。最近、内分泌性脱毛はより明確になり、これらの病気(以前は先天性副腎過形成、偽クッシング病、去勢反応性皮膚症、成犬の低ソマトトロピン症として知られていた)のいくつかは、現在Alopecia Xという名前で分類されている。
この前向き研究において、24頭のスピッツ系の犬のグループ(15頭のポメラニアンを含む)において、広範囲にホルモンの精密検査を行った。それには甲状腺そして副腎皮質刺激ホルモン刺激試験、性ホルモン測定が含まれた。脱毛部および臨床的に正常な皮膚より採取した皮膚検体の組織病理は、毛包表面や漏斗部の角化そしてコメド形成などの多くの内分泌症で一般的な特徴を示していた。しかし炎状毛包形成を伴う退化は22頭からの皮膚検体の顕著な兆候であった。
この兆候はこれらの検体の20頭で著しく、盲目方法で検体を評価すればそれはalopecia Xの診断と考えられた。他の2検体は副腎皮質機能亢進症と確実に区別することができなかった。組織病理学は犬のalopecia Xの診断を支持するのに有益な診断手順である。

Histopathology of alopecia X
Veterinary Dermatology
Volume 15 Issue s1 Page 23 - August 2004
doi:10.1111/j.1365-3164.2004.411_11.x



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