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Column

7月のColumn ★ワンコと飛行機に乗りたい★

旅行に出かけようと思って、さぁ、ペットを飛行機に乗せよう!さて、客室に乗せる?貨物室??どんな手続きが必要なの?


▲▽ワンちゃんは客室に入ることが出来るの?▲▽

国内線では旅客機の客室に「盲導犬」や「介助犬」など、特別の役割をもつ動物しか入ることができず、一緒に旅行する場合は搭乗手続き時に、ワンちゃんをケージに入れて係員に渡します。ケージをお持ちでない方も航空会社でレンタルケージを借りることも可能ですが、予約制の場合もあるので事前に確認しておくことが必要です。

国際線では猫・小型犬に限り、かなりの航空会社で客室内への持ち込みが可能です。しかし、必ずケージに入れ座席の足元に置くなどの規定があります。また、海外移動の場合は、狂犬病予防ワクチンの接種、検疫の他に国によって条件がある国もありますので、こちらも事前に確認しておく必要があります。


▲▽どのような手続きが必要なの?▲▽

航空会社別にサービスが多少違ってきます。料金や手続きの仕方など、異なってきます。事前に利用する航空会社のサービスを確認しておくことが必要です。


▲▽どんなワンちゃんでも乗れるの?▲▽

通常はワンちゃんのほかに小鳥やウサギ、ハムスターなどの小動物も預けられます。

ただし大型犬については、ペット用ケージの大きさによって飛行機に乗せられない場合もありますので、事前に確認しておくことが重要です。また、フレンチ・ブルドッグおよびブルドッグ等の短頭犬種は鼻が短いため、呼吸によって体温を調整するのが苦手なので、航空機の中では衰弱して死んでしまう危険性があり、飛行機に乗ることが出来ません。


▲▽貨物室ってどんなところ?▲▽

搭乗時に預けたワンちゃんがフライト中に居る場所は、私たちが乗る客室の足の下貨物室の中のいちばん後方の「バックヤード」と呼ばれる所にあります。通常、貨物室部分の温度は約10℃ですが、ワンちゃんを乗せる時は20℃前後に設定されます。

飛行機の後方の座席に乗った事がある方はご存知かもしれませんが、機内に聞こえる操縦音は座席の位置によりかなりの差があり、後方で聞こえる騒音はからだにかなりのストレスをあたえます。家族と離れ、慣れない環境下でワンちゃんの体にも大きなストレスを与えることを考えると搭乗時のワンちゃんの健康状態・精神状態に充分な配慮をする必要があります。

また、搭乗直前までに出来るだけ水分補給とトイレを済ましておくようにし、到着後は即水分補給をしてあげるようにしましょう。


▲▽事前に動物病院へ行きましょう▲▽

ワンちゃんにとって、飛行機の中は不安な場所でストレスを感じてしまいます。あらかじめ、旅行の前にかかりつけの動物病院で健康状態をチェックしてもらい、精神安定剤や乗り物酔いなどを処方してもらいましょう。この時、薬の効き方は個体差があったり、体に合わないこともあるので、薬の服用量などを獣医師さんとよく相談して決めておくことが重要です。

旅行に慣れているワンちゃんであれば飛行機に乗せることも心配ありませんが、初めて一緒に旅行するワンちゃんの事を考えると、飼い主さんはとても心配になってしまうでしょう。飛行機に乗っている間は、ケージの中にいなければならないので、事前にケージに慣らしておく必要があります。

どうしても飛行機に乗せる事が心配な方は、動物病院が併設しているペットホテルや、ペットの様子をリアルタイムで教えてくれるペットホテルを利用することも飼い主さんが安心できる一つの手かもしれません。

飼い主さんとワンちゃんが一緒に楽しい思い出を作るために、事前の健康管理をきちんとして、よい旅ができるといいですね。