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メラトニンとミトタンによる治療前と治療中において毛周期の停止(Alopecia X)した犬における副腎ステロイドホルモン濃度

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研究の目的は、メラトニンで治療中の毛周期が停止(Alopecia X)した去勢犬の中間副腎ステロイドホルモン(ISH)を評価すること、および毛の再生が正常範囲内の性ホルモン濃度と関連があるかどうか評価することである。

29頭の去勢した、甲状腺機能が正常で、正常なコルチゾール値の犬 (ポメラニアン23頭、キースホンド3頭、ミニチュアプードル2頭、およびシベリアンハスキー1頭) を研究した。


被毛検査とACTH刺激試験は処置前および治療後一年間、約4ヶ月ごとに実施した。メラトニンを初めは3-6mg、12時間毎で投与し、臨床症状の進行に基づいて各犬は、増量したメラトニンで維持するか、あるいはまたはミトタンに変更した。
23頭中14頭のポメラニアンで部分的もしくは完全に再発毛し、3頭中3頭のキースホンドそして2頭中1頭のプードルで部分的に再発毛した。シベリアンハスキーは再発毛しなかった。
15頭の犬は、最初の再評価の時点で部分的な再発毛があった。メラトニンの投与量は8頭の犬で増加したが、1頭だけ再発毛した。ミトタン処置において6頭中4頭で部分的もしくは完全に再発毛したが6頭中2頭で再発毛しなかった。メラトニンもしくはミトタン処置中に性ホルモン濃度の有意な減少は見られなかった。再発毛を伴う犬のISH濃度は処置前の値と有意差がなかった。

研究の終了時、アンドロステンジオン、プロジェステロン、17-ヒドロキシプロジェステロンが部分的もしくは完全に毛が再成長した犬のそれぞれ21%、64%、36%推奨範囲よりまだ高かった。

結論として、62%の犬は部分的もしくは完全に再発毛した。 しかし、再発毛した犬のすべてのISH濃度が正常範囲ということではなかった。

目的:犬の皮脂腺炎の


Adrenal steroid hormone concentrations in dogs with hair cycle arrest (Alopecia X) before and during treatment with melatonin and mitotane.
Vet Dermatol. 2004 Oct;15(5):278-84.
Frank LA, Hnilica KA, Oliver JW.



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