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はぐれ獣医の皮膚病研究所

脱毛を伴う犬における性ホルモンとステロイドホルモン中間介在物の回顧的評価

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この研究の目的は、甲状腺機能低下症と副腎皮質機能亢症が除外された犬における、内分泌性が疑われる脱毛と関連した特定のステロイドホルモン異常があるかどうか判定することだった。

7.5年の期間(783検体)、脱毛症を伴う犬からUTCVM内分泌学研究所に報告されたステロイドホルモンパネルを検討した。
この期間、276頭の犬が評価基準を満たし、異なる54犬種から構成された。約73%の犬はプレあるいはポストACTH刺激ステロイドホルモン中間介在物が1つ以上正常範囲より高かった。上昇の頻度が最も多かったたホルモンはプロゲステロン(57.6%の検体)だった。

正常な犬と比較してエストラジオールはキースホンドで有意に高く、プロゲステロンはポメラニアンとシベリアンハスキーで有意に高かった。すべての個々の犬には、ホルモン異常があったというわけではなかった。

チャウチャウ、サモエド、およびマラミュートは、この研究において正常なステロイドホルモン中間介在物を持つ割合が最大であった。基礎のコルチゾール濃度はプロゲステロン、17-ヒドロキシプロゲステロン(17-OHP)、およびアンドロステンジオンと有意に関連があった。

この研究の結果は、少なくともいくつかの犬種において脱毛症の病理機構がステロイドホルモン中間介在物に関連しないかもしれなく、犬種特異性の正常値であることの必要性を強調することを示した。


Retrospective evaluation of sex hormones and steroid hormone intermediates in dogs with alopecia
Veterinary Dermatology
Volume 14 Issue 2 Page 91 - April 2003
Linda A. Frank, Keith A. Hnilica*, Barton W. Rohrbach and Jack W. Oliver


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