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はぐれ獣医の皮膚病研究所

猫の座瘡の臨床的、細胞学的、感染性そして組織病理学的兆候の評価

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アメリカ南西部の獣医皮膚科病院に委託された、あるいは有志による猫22頭の猫の座瘡における細胞学的、微生物学的そして組織病理理学的兆候を調査した。比較のために5頭の罹患していない飼い猫において、いくつかのパラメーターを評価した。さらにすべての猫で、座瘡病変における猫カリシウイルス(FCV)と猫ヘルペスウイルス(FHV-1)の存在を免疫組織化学検査(IHC)によって評価した。座瘡に罹患した猫の発症年齢は6ヵ月から14歳で、平均4歳でした。

最も一般的な皮膚病変は、コメド (73%)、脱毛(68%)、落屑(55%)、丘疹(45%)および紅斑(41%)でした。

掻痒は罹患した猫の35%で報告されました。Malassezia pachydermatitisの細胞学的エビデンスは罹患した猫の4/22(18%)に存在していました。 Microsporum canisは罹患した1頭の猫で観察された。 細菌は22頭の罹患した猫のうち10頭(45%)で分離された。 コアグラーゼ陽性ブドウ球菌とα溶血性連鎖球菌は最も一般的でした。 組織病理学的特徴はリンパ球プラズマ細胞性血管周囲炎(86%)、皮脂腺導管拡張(73%)、栓子あるいは拡張を伴う毛包角化症(59%)、外毛腺閉塞そして拡張(32%)、毛包炎(27%)、化膿性肉芽腫性皮脂腺炎(23%)そしてフルンケル症(23%)であった。

5頭の同居猫のうち1頭の猫には座瘡があり、IHCによる顎の生検でFCV抗原が検出された。5頭の健康な猫と同様に、すべての他の罹患した猫からの顎組織検体ではIHC によるFCVおよびFHV-1抗原は陰性であった。


An evaluation of the clinical, cytological, infectious and histopathological features of feline acne
Veterinary Dermatology Volume 17 Page 134 - April 2006
E. Jazic, K. S. Coyner, D. G. Loeffler and T. P. Lewis


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