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しつけ・行動・マナー

犬同士の喧嘩【しつけ・行動・マナー】

お散歩中、もし犬同士で喧嘩になってしまったら、また、おうちの庭に離れた犬が入り込んでうちの犬と喧嘩をはじめてしまったら、飼い主さんはどのように対処すればよいのでしょうか? またもし喧嘩で傷を負ってしまったら、救急手当てはどのようにすればよいのか、今回はお話をしていきましょう。

★どうして喧嘩になってしまうの?★

犬はもともとお互いの間で優劣をつけたがる動物です。初めから知り合いで仲良しか、強弱がはっきりしていれば、やたらと喧嘩になることはありませんが、知らない犬同士が鉢合わせをしてしまったときは要注意です。自分の強さを見せようとしたり、または自分のテリトリーや飼い主を守ろうとする時には喧嘩になることがあります。さらに最近は幼いうちに親や兄弟から離されてしまうために社会性が欠如しており、犬同士のコミュニケーションがとれずに、犬が怖くて犬を噛んでしまう、ということもあるようです。

★もし喧嘩になってしまったら★

一旦犬同士が喧嘩をはじめてしまうと、とても興奮してしまい、普段はとても大人しい子でも仲裁に入った飼い主さんを間違えて噛んでしまうこともあります。大きな声で叱ったり、相手の犬を威嚇するような行為はよけいに興奮させてしまうので、してはいけません。まずリードなどを使ってなるべく人の手を使わないで犬同士を引き離すようにしましょう。そして、相手が見えなくなる場所まで連れて行って静かな声で大丈夫だよといって落ち着かせましょう。本当は喧嘩になってしまう前に、なりそうな雰囲気を察知してその場を速やかに立ち去ることができれば一番よいのですが・・・

★ほかのワンちゃんを噛んでしまったら★

もし、喧嘩で犬が犬を噛んでしまった場合、噛んだ側が飼育上の落ち度があった(ノーリードだったなど)場合、多くは民事の損害賠償事件となります。治療費や慰謝料などを請求されます。しかし噛みつき癖のあるとわかっている犬が、同じような事件を何回も起こすと、刑事事件として飼い主さんが逮捕されることもあります。

★もし、犬に噛まれてしまったら★

目の前で噛まれてしまったとしても、傷口を見ようとして、いきなり体に触ると興奮して神経が過敏になっているために、飼い主であっても噛むことがあります。まず、ワンちゃんを十分に落ち着かせましょう。
ワンちゃんが落ち着いたら、まず傷口を見つけましょう。噛み傷は見た目はとても小さくて毛の下に隠れているため、体中を優しく触ってよく探してみてください。毛を掻き分けて、出血している場所を探しましょう。また、噛み傷は上の歯と下の歯で挟まれているため、一箇所が見つかれば、必ず反対側にも同じようにあると思ってよく探してください。
もし出血しているようなら、清潔なガーゼやタオルなどを使って強く圧迫して止血します。

★必ず診察を受けましょう★

噛み傷は見た目は小さくても、意外に深いものです。また、表面は何でもなくても、皮膚の下が広範囲に裂けてポケットのようになっていることもあります。犬の口の中には雑菌がたくさん生息していて、噛み傷は化膿しやすいため、必ずなるべく早く動物病院に連れて行くようにしましょう。

★犬同士が喧嘩をしないために★

もっとも基本的なことはノーリードでお散歩をしないということです。外でいろいろな犬と出会う場面では必ずリードをつけて、ワンちゃんの行動をコントロールできるようにしておきましょう。また、ドッグランなどノーリードでもよい場所でも、はじめのうちはリードをつけたまま様子を見て、相性の悪い子がいないことを確認してからリードを放すようにしましょう。

どんなにおうちのワンちゃんがいい子でも、やはり犬同士の相性はあります。犬は犬歯という武器を持つ生き物であることを理解した上で、どうしたらトラブルをおこさないで、犬づきあいが出来るようになるか、飼い主さん一人一人がよく考えてあげるようにしましょう。




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