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皮膚

ペットのフケ症 〜皮膚病との関連性〜 [皮膚]

みなさん、ブラッシングをしていますか?ブラッシングする事で、ブラッシングは抜けかかった毛を取り除き、皮膚の血行を良くして、皮膚を清潔に健康に保つ働きがあります。さらに、皮膚や被毛の異常を早期に発見してあげる事ができ、病気の予防にもつながります。


★フケの原因は?★ 
 
フケの原因といっても色々なものがあり、主に考えられるフケの原因は下記の内容が考えられます。

暖房などの乾燥によるもの
シャンプーの洗い残しによるもの
もともとの体質によるもの
食べ物の影響によるもの
アレルギーによるもの
ダニによるもの

また、皮膚はたくさんの被毛に守られている分、人間に比べて大変繊細で弱くデリケートです。他の子よりナイーブな子であると、ちょっとしたストレスなどで発生する事もあります。


★どういう時にフケが出るの?★ 

もともとの体質でフケが出やすい子もいますが、体調や皮膚の異常によって発生する事もあります。シャンプーが体質に合っていない場合や、すすぎが不足しているときは、かゆみやフケの原因になります。

また、飼い主さんの接し方が厳しすぎると緊張などにより発生する事もあります。命令されたとたん大量のフケが表面に現れる場合もあるようです。

フケが大量に出る病気としては、ツメダニというダニがいる場合も考えられます。また、フケのほかに皮膚に赤い発疹や痒がるそぶりがあると皮膚の病気にかかっている可能性も考えられます。そのような場合は、動物病院に相談し治療する事をお勧めします。


★予防方法★

<保湿>
 
乾燥は肌の大敵です。秋から冬場にかけてはエアコンの影響もあり、室内は乾燥してしまうことが多いものです。室内の湿度を55〜65%程度に保つと良いでしょう。部屋に湿度計を置いてみても良いかもしれません。

<動物病院で診察>
 
フケは皮膚の新陳代謝によって発生します。さらに皮膚の異常は、アレルギーが原因であったり、寄生虫や真菌の感染が原因であったりします。

アレルギーの心配がある場合は、本当にアレルギーがあるか、何に対するアレルギーを持っているのかについての検査をお受けになることもお勧めします。

検査によってアレルギーと判明した場合、アレルゲン(アレルギーの原因)を知ることで、日常生活の中でどのようなことに気をつけたら良いのか、あるいは食事を変えたほうが良いのかといったことがわかってきます。

<シャンプーの種類と回数>
 
シャンプーの回数は、体調によって変わってきます。犬の場合、1ヶ月に1回程度でよい子もいれば、週に2〜3回シャンプーが必要な子もいます。ただ、シャンプーの種類自体が体質にあわず、かえってフケが増えてしまう子もいます。このため、体にあったシャンプーをお探しになることが必要です。

皮膚が弱い子用の低刺激のシャンプーをお試しになってみるのも良いですが、心配であれば、一度かかりつけの動物病院にワンチャンに合いそうなシャンプーについて相談する事も良い方法です。フケが多いからという理由で、むやみにシャンプーの回数を増やしても、かえって逆効果になってしまうので注意してください。


ブラッシングは飼い主さんと愛犬・愛猫との大切なコミュニケーションの一つです。こまめにしてあげる事が重要となります。

幼い頃からブラッシングを習慣づけると、嫌がらずおりこうさんにするはずです。いつもの生活の中で「おかしい」に気付くことが、愛犬・愛猫の健康を保つための秘訣となるでしょう。

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