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動物まめ知識

犬の品種を考える 【動物まめ知識】

世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれ国際畜犬連盟(FCI)により公認されているワンちゃんは337犬種(正式公認325犬種、暫定公認12犬種)ジャパンケンネルクラブ(JKC)では184犬種(うち暫定公認3犬種)が公認され登録されています。(2007年2月現在)


★さまざまな犬種★
 
一言に「犬」と言っても、体重2kgに満たないチワワやトイ・プードルから高さ体高80cmを超えるアイリッシュ・ウルフハウンドまで大きさは様々ですね。現在、世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれ国際畜犬連盟(FCI)により公認されているワンちゃんは337犬種(正式公認325犬種、暫定公認12犬種)ジャパンケンネルクラブ(JKC)では184犬種(うち暫定公認3犬種)が公認され登録されています。(2007年2月現在)

この多くの犬種のほとんどは、人間の手によって品種改良されて出来上がったものなのです。


★品種改良を見てみましょう★  

身近なところで、ひげとまゆが印象的なシュナウザーはどのように改良されてきたのでしょうか? シュナウザーは、黒のプードルと灰色のスピッツにピンシャーを合わせ出来上がったと言われています。

現在3タイプに分かれており、大きい方から「ジャイアント・シュナウザー」「スタンダード・シュナウザー」「ミニチュア・シュナウザー」となっています。それぞれの、品種改良を見てみましょう。

<ジャイアント・シュナウザー>
スタンダード・シュナウザーをグレート・デーンとブービエ・デ・フランダースにプーデル・ポインターとかけ合わせて大型化したものです。

<ミニチュア・シュナウザー>
ジャイアント・シュナウザーを小型化したもので、スタンダード・シュナウザーにアーフィンピンシャーを配して固定化したものです。

また、テディー・ベアカットで人気の高いプードルも「スタンダード」「ミニチュア」「トイ」の3タイプがありますね。スタンダードから小型化し16世紀頃にミニチュアが作られ、その後トイ・プードルができました。

最近では、JKC登録はトイになりますが、タイニーやティーカップと呼ばれるさらに小さいプードルも出てきています。

スタンダード・タイプに他の犬種をかけ合わせて大型や小型のサイズを作り出すほか、一犬種の中で小さいもの同士をかけ合わせ小型化していくなど品種改良も様々な方法があります。


★長毛と短毛★  

品種改良は、大きさだけではなく毛質(被毛)も変えてきました。

近年人気が高まったチワワは被毛によって、スムースコートとロングコートの2タイプに分かれています。スムースコート・チワワは原産国がメキシコで当初スムースしかいなかったチワワですが、アメリカでパピヨンやポメラニアンと交配をして被毛の長いチワワを固定化していったものがロングコート・チワワ(原産国:アメリカ)となったのです。

また、ダックスフンドに関しては、サイズ・被毛共に様々です。

サイズに関しては、スタンダードとミニチュアがあり被毛は「スムースヘアード」「ロングヘアード」「ワイアーヘアード」があります。毛色も改良により数多くの色があります。


★大きいワンちゃんと小さいワンちゃん★  

同じ種類なのにうちの子はお隣の子と比べて倍くらい大きさのはなぜ? というような疑問を抱いたことはありませんか? 

親犬からの遺伝的なものや様々な犬種をかけ合わせ品種改良をした結果、体格差が生じてしまっていることもあります。

例えば、ヨークシャー・テリアは多くの犬種とかけ合わせて作出されており、1800年代は小型に固定させようと大きな台牝に小型の牡を交配させていました。その結果、同胎間に体格差が生じ兄弟でも大きい子と小さい子が入り混じって誕生することが現在でも見られています。


最近は小さいワンちゃんが好まれ、小型化の傾向がよく見られていますね。同犬種内の性格的な改良なども行われており、昔はよく吠えていた日本スピッツも現在ではあまり吠えなくなっているようです。人とワンちゃんが、これまで以上に共に幸せに暮らせるような品種改良が行われるといいですね。

キーワード

犬種 プードル シュナウザー JKC 品種 ダックス