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動物まめ知識

ペットの年齢を知っていますか? 【動物まめ知識】

ただの年齢換算表ではありません。ペットだって年齢によって思う事考える事が違うのです。それぞれの年を考えて見ましょう!


★どの時代を長く生きる?★
 
犬も猫も少し昔と比べると、格段に長生きするようになりました。織田信長公が「人生50年」と唄っていますが、これは「50年も生きていられたらラッキー」という意味で、実際にはもっと短命だったといいます。この時代と比べて人間の寿命は飛躍的に延びました。そして犬や猫の寿命も、ほぼ2倍に延びているのです。

では、人生のうちのどの時代が長くなったのでしょうか? 青春時代? 若い時代?? 残念ながら、どちらでもありません。延びた寿命の全ては中年から老年と呼ばれる時代に限られています。これは、人間も犬や猫も同じです。

寿命の両端をつかんで延ばしたのではなく、後ろにくっつけただけなのです。

★1年に5才★
 
種類や性別、血統などによって差はありますが、犬や猫の年齢を人間に当てはめる時は、 「初めの1年で20歳になって、その後は1年に5歳ずつ歳を取っていく」と覚えておくと計算しやすいでしょう。厳密にはもっと細かい照らし合わせがあるのでしょうが、5ずつの計算は暗算しやすいので便利です。

例えば15歳の犬や猫は、この計算なら人間でいう90歳の計算になります。あくまでも目安の計算ではありますが、大間違いというほどでもありません。私達人間も早めに老後の計画を立てて徐々に実行するほうが安心できるものです。この計算方法でペットの年齢を把握し、年齢に応じた過ごし方を計画的に与えることが大切です。


★大人になるまでの成長★
 
初めの1年で人間の20年分も成長をするといわれているペットたち。そのスピードは簡単にはイメージしにくいものです。そこで次の項目に分けて大人になるまでの人間とペットの成長を比較してみましょう。

離乳食:
人間5ヶ月くらい − 犬猫3週間
自分でオシッコできるようになる:人間1歳 − 犬猫1.5ヶ月
いたずら三昧:人間4歳くらい − 犬猫3ヶ月くらい
初潮:人間12歳くらい − 犬猫6ヶ月くらい
反抗期:人間15歳くらい − 犬猫8ヶ月くらい
成長が止まる:人間18歳くらい − 犬猫10ヶ月くらい
大人の仲間入り:人間20歳 − 犬猫1歳くらい

と、このようになります。いかがですか?多少のずれはあるでしょうが「そうそう」と思っていただけるでしょう。


★大人になってから★
 
では、大人になってからを比較します。2年目からは1年で人間の5歳分年をとるという計算で考えます。ペットの実年齢(かっこ内は人間に当てはめた年齢)とその頃の特徴を挙げてみました。


1歳6ヶ月(23歳くらい)

少し賢くなって体力もあり!楽しいこと大好き!!

2歳(25歳)
ちょっと前よりは落ち着きましたが、まだまだ毎日楽しいです。

2歳6ヶ月(28歳くらい)
食べる量は増えてないはずなのに、体に溜まるようになってしまいました。おなかや首周りが気になります。

3歳(30歳)
遊んでしまうのですが、長続きしません。食事も量より質になって、味を選ぶようになってきました。

4歳(35歳)
やりたい事だけ、食べたい物だけ、選ぶのが上手になりました。食餌管理をしてみても、運動をしてみても、なかなか減量できません。

5歳(40歳)
食べる量が、少し減った気がします。体重は減りませんが・・・

6歳(45歳)
何だか目が見えにくくなってきました。ちょっと走るとすぐ疲れてしまいますし・・・。でも、食事はまだまだおいしいです。

7歳(50歳)
疲れが取れなくなってきて、歩くのが億劫になってきました。ときどき膝や腰も痛いです。

8歳(55歳)
階段を上ったり、沿石などを跨いだりするのが辛くなってきました。つい、エスカレーターやエレベーターを探してしまいます。

9歳(60歳)
呼ばれても返事をするだけで、そこまで行くのが億劫になりました。

10歳(65歳)
食べる事と、必要最小限のことしかしたくありません。少し聞こえづらくなってきたように感じます。

11歳(70歳)
音が聞こえにくくなってきました。特に寝ているときは呼ばれても起きなくなってしまいました。

12歳(75歳)
立ち上がる時や姿勢を変えるときには、無意識に必ず気合と掛け声を掛けてしまいます。



★寿命★
 
猫はほとんど差がありませんが、犬は犬種によって寿命が異なります。小型犬よりも大型犬の方が短命です。猫と柴犬くらいまでの大きさの小型犬は寿命が15年くらいですので先ほど具体例を挙げたように年を重ねていきます。

中型犬の寿命は13年くらいと言われています。そう考えると9歳以降は1年に人間の10歳分年をとることになります。シェルティーと大型犬は寿命が10年くらいですので、6歳以降は1年に人間の10歳ずつ年をとる計算になります。


★悲観視はしないで★
 
少なくとも飼主さんである人間よりも先に、愛犬や愛猫が寿命を全うする事は確実です。
 
切ない事実のようでもありますが、この現実を事前に把握し認識しておくことで、愛犬や愛猫の健康を維持し、加齢に伴う事故や病気を未然に防ぐ事ができるのです。

年齢に適した対処を早めに確実に行って、最後まで健康で幸せな一生を約束してあげましょう。

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