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11月のColumn ★愛犬へのシャンプーのすすめ★

犬用シャンプーはたくさんありますが、どれを購入したらいいのか迷ってしまいますよね。「愛犬のシャンプーをあらためて考えてみましょう!


▲▽愛犬へのシャンプー、間違った仕方をしていないかな?▲▽

愛犬へのシャンプーは上手にできていますか? 愛犬のシャンプーを飼い主さん自身がしている場合も、「これでいいのかな?」「どうしよう‥」と悩んだことのある方も多いのではないでしょうか?また、飼い主さん自身はシャンプーをするのはちょっと恐くて‥と、全てペットサロンに任せているという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は基本的なシャンプーの方法や疑問についてお話したいと思います。


▲▽シャンプーの必要性とは?▲▽

シャンプーは毛をきれいにするだけでなく皮膚のターンオーバー(表皮の新陳代謝)で起こるフケを取り除き、かゆみを抑えます。余分な皮脂や細菌を取り除くので、大切なスキンケアの一つになります。


▲▽上手なシャンプーの仕方▲▽

@ リラックスさせよう!

まずは、愛犬に優しく名前を呼びかけて緊張をほぐしてあげましょう。慣れないことで緊張してしまうワンちゃんもいるかもしれません。嫌がっているときに無理に押さえつけたりすると余計に怖がったり反発してしましますので、愛犬とうまくコミュニケーションを取りながら進めましょう。

A 身体の状態を見よう!

次に身体の傷や皮膚の状態などのチェックをしましょう。身体に傷があったり、皮膚に炎症などの異常がある場合はシャンプーを控えるか、相応しい薬用シャンプーを選ぶ必要があります。また、体調が優れないときにもシャンプーは行わないようにしましょう。

B 毛玉をほぐしてあげましょう!

シャンプーの前によくブラッシングをしましょう。特に毛玉が出来てしまっているのにシャンプーをしてしまうと、余計に毛玉が大きくなって始末に終えなくなってしまいます。

毛玉が出来ている時は皮膚を引っ張らないように毛玉だけを手にとり、スリッカーを無理せず何度も根気良く当ててほぐしていくか、皮膚を切らないように少しだけ縦にハサミを入れてからほぐしていきます。どうしても毛玉が多い場合は、ペットサロンで専門のトリマーさんに任せましょう。

C お湯をかける

シャワーをしばらく出してシャワーの勢いと温度を確認してください。適温は体温に近い約38度です。人のお風呂よりはちょっとぬるめですね。

シャワーの音や刺激を怖がる子は、シャワーヘッドを体に密着させるようにあてた方が上手くいきます。愛犬がびっくりしないように、尻尾の方からシャワーで体をぬらしていきます。この時、水ではなくお湯をかけましょう。急に水をかけるとびっくりして、シャワーが嫌いになってしまうかもしれません。

この時も怖がるようであれば無理に押さえつけたり叱りつけたりするのではなく、大丈夫だよ、気持ちいいねと声をかけながらゆっくり慣らしてください。

D 洗う

シャンプーは製品によって適切な濃度があります。薄いと洗浄力が衰えますし、あまり濃いと皮膚に刺激性が強い場合があります。ボトルの表示を確認して適切な濃度で用いりましょう。

洗う順序は基本的にお尻から頭に向って洗っていきます。毛の表面だけを泡立てるのではなく、地肌を洗浄する事を意識してシャンプーをします。四肢や、腹部、お尻周りは汚れが多いので、重点的にしっかり洗いましょう。

顔は目や耳にシャンプーが入ると良くないので最後に洗うようにし、最初に洗い流します。

お湯で顔を濡らしたら、手にシャンプーを付けて指で眼の周りの毛をもみ洗いするようにすれば目にシャンプーが入りにくく、汚れもしっかり取ることが出来ます。

万が一、目や耳にシャンプー液が入ってしまった場合は必ずよく洗い流してください。

シャンプーのついでに肛門腺(お尻の穴の斜め下あたり)を絞ってシャンプーで洗い流しましょう。ここはデリケートな部分なので、嫌がるようなら無理をせず動物病院でやってもらいましょう。

E すすぐ

顔からすすいでいきます。シャンプー同様、水を嫌がる子はスポンジを使ってあげてください。すすぎ残しは、皮膚炎の素になってしまうので、しっかり流しましょう。

F リンス

リンスやコンディショナーはシャンプー後の被毛を整えてくれるので、是非お使いください。 リンスには、カチオンという(+)の電気を持った成分が入っているので、これが被毛同士の静電気を防ぎ、被毛をしなやかにします。

G 乾かす

まず毛の長い子では絞るようにして軽く水気を取ります。それからタオルドライをしっかり行ってください。乾いたタオルを交換しながら行うことで乾燥を早くすることができます。

ドライヤーの風を当てながらタオルで毛を逆立てながら拭き、その後スリッカ−を使ってよく乾かします。すすぎ残し、湿り気の残りは皮膚病の原因になるのできちんと行いましょう。

▲▽シャンプーをすることは愛犬とのスキンシップにもなる!▲▽

シャンプーをすることで細菌や真菌などが原因の皮膚病をある程度予防することができます。またホルモンやアレルギーが原因の皮膚病の症状を改善することもできます。

そればかりではなく、全身をチェックする事が出来るので、病気の早期発見に繋がります。シャンプーは日頃の健康維持の為、そして愛犬とのスキンシップの為にとても重要なお手入れの1つです。

愛犬にピッタリのシャンプーを選んで、おうちでも是非トライしてみましょう。

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