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動物まめ知識

ネコ、ヒトに会う 〜エジプトから招き猫まで〜【動物まめ知識】

猫はエジプトからやってきたそうな。源氏物語にも猫を飼う事が宮中で流行した。なんていう内容があって面白いですね。化け猫から招き猫まで猫がずうっと身近な動物だった証拠ですね。


★【猫に対するイメージ】★

古代エジプトで猫は神という神秘的なイメージで、とても大事にされていたそうです。
飼っている猫が死ぬと飼い主は眉を剃って、位の高い人と同じようにミイラにして棺に入れて手厚く葬ったといわれています。

中世になってヨーロッパで宗教裁判が盛んに行われるようになった頃から、猫は悪魔の使いとされてしまいました。多くの無実の人々と数え切れないほどの猫が犠牲となりました。しかし、それにより猫の数が減り、ネズミが大発生したのです。
人間は再びネズミ狩りが得意な猫を飼うようになりました。猫に対するイメージも悪魔の使いから生活する上でのパートナーに、そして徐々に現在の「ペット」としてのイメージに変わってきました。

一方日本でも、平安時代は「枕草子」や「源氏物語」にも猫について書かれていたことからわかるように、貴族の間で猫が可愛がられていました。
しかし一転して鎌倉時代に入ると猫のイメージは妖怪扱いに変わってきました。
「徒然草」に登場の人食い猫の「猫股」などが有名ですが、それ以来江戸時代まで日本の猫達のイメージは悪かったようです。このように昔から猫に対するイメージは数多く存在しました。
現在の可愛い「ペット」としての暮らしをするまで、猫に対するイメージは様々であったことがわかります。


★【十二支にはなぜ猫がいないのでしょう?】★

子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥(鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪)
なぜ十二支には猫がいないのでしょう。

一度はこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか?
こんな言伝えがあります。ある年の暮れに神様が動物達に「元旦の朝、新年の挨拶に私のところにきなさい。一番早く来た者から十二番目まではそれぞれ順番に一年間の間、動物の大将にしてあげよう」と言いました。
動物たちは我れ先にと気を張っていたそうです。ところが猫は神様の所にいつ行くのか忘れてしまっていたのです。

ねずみに聞くとねずみはわざと一日遅れの日を教えました。猫はねずみを信じてその日を待ったそうです。
元日になると、牛は歩くのが遅いので一足早く夜のうちに出かけました。それを牛小屋の天井で見ていたねずみは、牛の背中に飛び乗りました。牛はそんなこととは知らず、神様の御殿に近付き、「まだ誰も来ていない。我こそ一番」と喜んで待っていました。
しかし、門が開いたとたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまいました。そしてねずみは一番、牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順になったそうです。
猫は一日遅れで行ったので十二支の仲間に入れなかったそうです。それが原因で猫はねずみを恨んで、今でもねずみを追い回すと言われています。

その他には、猫がお釈迦様の薬を取りに行ったねずみを食べてしまったため、十二支に入れてもらえなかったとか、遅れてきた猫が神様に「顔を洗って出直して来い」と怒られて、それ以来猫が顔を洗うようになったなど、さまざまな類話が日本全国に伝わっています。


★【招き猫の右手招き・左手招きの違いについて】★

地域によってばらつきはありますが、それぞれ違う御利益があると言われています。
右手でお金を招き、左手で人を招いて福を呼ぶと言われています。また、両手をあげている招き猫も存在します。

両手あげは昔は「降参」を意味していたそうですが、現在は「すべての福を招く」という意味で歓迎される傾向にあるそうです。
また招き猫には白、黒などさまざまな色の種類がありますが、白い招き猫は福を招く、黒い招き猫は病を防ぐ(魔よけ・厄除け)、赤招き猫は特に病気の子供をいやすなど色によってもさまざまな御利益があるといわれています。
この招き猫は正確な発祥の地は不明ですが、古くは江戸時代から存在していたといわれています。現在では多種多様招き猫の種類があります。

このように私達と猫との関係は古く、沢山の物語、言伝えから、その関係の深さを実感することができます。今も昔も猫は私達にとって身近な存在であったのですね。
そして現在では「ペット」として私達と共に生活している猫ですが、やはり昔と変わらず人間にとって身近な大切な存在といえます。

これから、どんな存在になるのかは、私達ひとりひとりのこれからの接し方によるのでしょう。

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