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予防医学

ペットがハウスダストのアレルギーと言われたら…? [予防医学]

アトピー性皮膚炎の最も一般的な原因は、ハススダスト(ホコリ)、ハウスダストマイト(イエダニ)、カビ、花粉などです。ペットがハウスダストやハウスダストマイト(イエダニ)のアレルギーと言われたら?!ダニの好きな環境からダニ対策を考えましょう。


★ダニが生きる条件とは?★
 
ダニの理想の生活環境は以下の4つの条件が全部揃うことです。この条件を排除することがダニ退治に繋がるのです。

<ダニが生きる条件1〜集合場所〜>
ダニはカーペット、畳、ふとん、ソファなどに集まっています。またカーテンやぬいぐるみなどにも集合しています。

<ダニが生きる条件2〜湿度〜>
約65〜85%(50%以下でかなり死滅)

<ダニが生きる条件3〜温度〜>
20〜30℃(50℃を超えると生息できません)

<ダニが生きる条件4〜食事〜>
食事はズバリ、ホコリ(フケ、アカ)です。人間やペットのアカやフケあるいはあなたの食べかすやカビが大好物です。


★ダニ退治の鉄則★
 
いよいよここからはダニ退治の鉄則をご紹介します。次の3つの鉄則を守れば、アレルギー疾患を引き起こす原因を撃退する近道になるでしょう。

ダニ退治の鉄則1:湿気対策
・目標は湿度50〜60% 「除湿機」や「エアコンのドライ運転」で室内の湿度を下げる。
・一番大切なのは「換気」。特にマンション等は湿気がこもりやすいので、こまめに換気する。
・天日干しや家庭用乾燥機を使用してふとんの湿気をとる。
・押し入れにも扇風機の風を送り入れるか除湿剤を設置して湿気を取る。
・浴槽、台所などを使用し終わったら水滴を拭き取る。


ダニ退治の鉄則2:ダニに食料制裁を!
・朝一番に雑巾がけをする。
ダニの食事にもなるハウスダストは夜のうちに畳やカーペットの上にたまります。その状態で掃除機をかけてしまうと、かえってハウスダストを撒き散らしてしまうことになります。掃除機をかける前に雑巾がけをすると良いでしょう。まだどんなに仕事が忙しくても、掃除機は3日に1回かけるようにしましょう。

ダニ退治の鉄則3:ダニの住み家を無くそう!
・床はじゅうたんや畳よりもフローリングがベター。(フローリングにダニが生息しないわけではありません)
・畳替えの際には畳床をダニが住めない素材に替えると効果的。
防ダニ効果がある布団(ゴアテックスなど)やシーツなどを使用する。
・布製ソファを合成皮革などに張り替える。


★まとめ★

皆さんは、掃除が好きですか? 掃除の大切さは分かっていても、毎日の掃除は面倒で本当に大変なものです。そこで、プライオリティの高い順番に掃除をしていくのはいかがでしょうか。以下を参考に、これからのアレルギー予防につなげていきましょう。

掃除する優先順位

1.寝具(布団、毛布、枕)、ベッド
2.じゅうたん、畳、カーペット
3.ソファ・イス、カーテン、クロス壁
4.ぬいぐるみ、玄関マット、座布団

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