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飼い方

ワンちゃん・ネコちゃん家族をどう思っているのかな?【飼い方】

ペットが喜んでいるのか?寂しがっているのか?飼い主さんが知りたい「ペットの気持ち」…そこで今回はペットが家族をどう思っているのか一緒に考えてみましょう


★ワンちゃんは家族のことをどう思っているの?★

もともとワンちゃんは群れをつくって生活している動物です。家庭で飼われているワンちゃんは家族を群れの一員と思っています。ワンちゃんは家族と上下関係を結んで、自分は飼い主さんより下であると認識し、服従しています。ですから、ワンちゃんを飼い主さんより上の立場にしてはいけないのです。

もし、ワンちゃんが飼い主さんより立場が上だと認識してしまうと問題行動を起こしてしまいます。

では、飼い主さんがどのような行動を取ってしまうと、ワンちゃんが飼い主さんより上だと思ってしまうのか下記に例をあげてみます。

【行動は飼い主さんが先に行う】

散歩に行く時に玄関から出る際、飼い主さんより先にワンちゃんが出ていませんか? 何気ない行動ですが、ワンちゃんにとっては自分がリーダーだと認識してしまう行動です。リーダーである飼い主さんが先に出る事によってワンちゃんは「この人がリーダーなんだ」と認識します。

【帰宅時に挨拶】

家に帰るとワンちゃんがちぎれんばかりに尻尾を振って出迎えてくれますよね。この時に家族の人よりワンちゃんに「ただいま」と声をかけていませんか? ワンちゃんには可哀想ですが、先に家族へ声をかけ、一番最後にワンちゃんへ「ただいま」と言ってあげましょう。

【お腹の上にワンちゃんを乗せる、マウンティングをされる】

寝ていると側に寄ってきたワンちゃんをお腹の上に乗せたり、足にしがみ付いて来たワンちゃんをそのままにしてませんか? これはワンちゃんが「私の方が立場が上ですよ」と言っている行動です。つまり飼い主さんがワンちゃんに服従している行為になってしまうので、されないように気をつけましょう。

【食事中、ワンちゃんにものをあげる】

飼い主さんがご飯を食べていると、ワンちゃんは欲しそうにじっと見てきますよね。「おすそわけ」とばかりについついワンちゃんにあげたくなってしまいますが、ワンちゃんはこの飼い主さんの「おすそわけ」を「貢ぎ物」と解釈してしまいます。ワンちゃんの世界では、地位が上から順にごはんを食べます。ワンちゃんのご飯は飼い主さんがご飯を終えてからあげましょう。


★ネコちゃんは家族のことをどう思っているの?★
 
ネコちゃんはワンちゃんと違い、群れでは生活をしません。ネコちゃんは群れのリーダーに服従する習慣がないので飼い主さんがネコちゃんのリーダーの代わりになる事は出来ません。

ワンちゃんと違い、ネコちゃんは食べ物をくれたり、世話をやいてくれる飼い主さんを自分の母親だと思って全面的に信頼しています。

飼われているネコちゃんの中にはネズミや鳥を捕まえてくる子もいますよね。その時はどう思っているでしょうか? 飼い主さんは「わざわざお土産を持ってきてくれたのね」と思う方も多いでしょう。

しかし、ネコちゃんにとってこの行動は贈り物や食事や世話に対する感謝の気持ちでもなく、自分が親猫で、人のことを子猫だと思っているのです。母猫が巣にいる子猫の食事として獲物を持ち帰る習性だと考えられます。

また、母猫は子猫に獲物に「とどめをさす」方法を教えるため、生きたままの獲物を持ち帰ることがあります。ちょっと迷惑かも知れませんが、この行動はネコちゃんにとっては母性本能だと言えます。

ちなみにワンちゃんが獲物を獲って飼い主さんに見せるのはアピールしていると言えます。一度褒めると「いいこと」だと思い、更に捕まえようとします。前回褒めたことを次に逆に叱ると何故怒られているか分からなくるので、して良いことと悪いことは、必ずいつでも一定のルールで行なうようにしましょう。


★おわりに★
 
ワンちゃんやネコちゃんの飼い主さんに対する思いが、少しだけ分かっていただけましたか? 飼い主さんが常にリーダーであるとワンちゃんは安心して群れの中で生活ができ、ネコちゃんは飼い主さんを自分の母親だと思って全面的に信頼しています。

可愛いペットと立派な信頼関係を築いていけたらいいですね。

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