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飼い方

涙やけはどうしてできる?【飼い方】

また愛犬の涙やけで悩んでいる飼い主さんはいませんか?涙やけの原因と対策を考えよう。


★涙やけとは?★

涙やけとは、涙が過剰に出てしまうため涙の成分によって眼の周りの毛が赤茶色に変色してしまっている事を言います。飼い主さんが気づいた時には、眼の周りが涙によって濡れていることが多いようです。
毛色が薄いワンちゃんや眼が大きいワンちゃん、チワワのように鼻が短いワンちゃんなどに 涙やけはよく見られます。コットンなどで拭いてあげても、変色してしまったものはなかなか取れません。


★どうして涙やけになるの?★

眼が大きなワンちゃんは、普通よりも乾燥しやすいため、正常より多くの涙が出てしまい涙が溢れて下の毛につき涙やけになってしまいます。
お鼻が短いワンちゃんは、鼻涙管(涙が眼から鼻・口へと降りる為の管)の通過障害が起こりやすく、涙が正常に降りてこなくなり溢れてしまうため涙やけになってしまうのです。
毛が長いワンちゃんに多い眼瞼内反症(がんけんないはんしょう・逆さまつげ)など他、眼が何かしらの原因で刺激を受けている状態でも、涙が通常より出るので涙やけになる場合があります。逆さまつげなどに気づいた飼い主さんは、動物病院で抜いてもらう事をお勧めします。
もう一つ、フードの成分(たんぱく質・添加物・合成保存料)がワンちゃんに合わず栄養バランスが不良になり涙やけの原因にもなるともいわれています。


★涙やけの対策★

・こまめに市販の涙やけローションか5%程度のホウ酸水で、変色した毛をコットンにつけて拭いてあげ清潔に保ってあげる。

・お部屋の温度管理をきちんとしてあげる。

・ドックフードを低アレルゲンのものに変えてみる。
(手作りフードであれば肉食を主体にしてみる)



★涙やけケアの仕方★

涙やけ対策として、「眼の周りを清潔」にすることが大切です。そこで「清潔に保つ」方法をご紹介します。

<準備するもの>
・コットン(ガーゼでも良い
※繊維が荒いものは、眼の中が傷つく可能性があるので避けましょう。
・綿棒
・5%程度のホウ酸水(ホウ酸は皮膚・毛に優しい弱酸性)、または市販の涙やけローション


1、まず愛犬の頭を撫でてあげるなどして、リラックスさせます。

2、動かないよう首元をやさしく固定してあげ、コットン部分をホウ酸水、またはローションをコットンにつけ、やさしく拭き取ります。

※愛犬が嫌がるようなら無理にせず目の周りを触らせるのに慣らすことから始めましょう。

3、そのあと濡れていないコットンで同じくやさしくふき取ります。

4、取れる範囲の目やにがあれば綿棒・コットンで取り除きます。
※綿棒を使う際、誤って眼の中に入って傷つけないようしっかり愛犬を固定しましょう。

5、終わったら「よくがんばりました〜!」などとよく褒めてあげましょう。
(褒めながらごほうびのおやつをあげるのもいいですね♪)



★おわりに★

対策の1つにあったように、愛犬に合うフード探しはとても大変で、簡単に涙やけが解決するものではありません。涙やけ以外にも病院から処方されたフードを食べているワンちゃんも多いと思います。
愛犬が“安心して”眼の周りを触らせることが大切となります。愛犬の眼のケアを日頃からこまめにしてあげられるのは、飼い主さんだけだということを覚えておいてください。愛犬への目のケアも、良いコミュニケーションだと思い、続けて楽しんで下さい。


これから、飼い主さんと愛犬が無理なく楽しく涙やけのケアができるといいですね。


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