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飼い方

ワンコの多頭飼育【飼い方】

「ワンちゃん同士の相性が合わないから飼えなくなった」なんて悲しいことになる前に、考えておこう。新しい犬を迎え入れるうえでの相性や気をつけることなど。


★多頭飼いする前に考えよう!★

まずワンちゃんの頭数が増えるという事は、食費や治療費などのお金もかかるということになります。また、世話をする時間も手間も倍かかってしまうのです。
そして、先住犬のしつけがしっかりとできているかは、とても大切なこととなります。新しい子(仔犬)は先住犬の行動を真似て色々な事を覚えます。先住犬のしつけが出来ていないと新しい子を迎え入れても同じようなことをしてしまう可能性があるので、世話が大変になってしまいます。費用や手間、健康管理など出来るかどうかよく考えたうえで、新しい子を迎え入れる準備をしましょう。


★新しい子の選び方は?★

まず大きさを考えましょう! 
例えば先住犬が小型犬であれば、新しい子も小型犬を選んであげるのが相応しいでしょう。さらに同じ犬種だと、性格や習性も似ていて散歩の歩幅も一緒なので飼育が楽になります。
大きさが違う子を選ぶ場合は、先住犬が小型犬である場合はよく考えてあげましょう。犬嫌いな小型犬は、自分より大きくて活発な大型犬を怖がり、ストレスを抱えてしまいます。
また大きさが違うワンちゃん同士で遊ぶと、加減が分からなくて小さい子がケガをする可能性もあります。大きい犬種の甘噛みによって小さい犬が流血する大ケガになりうる可能性もあるので要注意です。

性別を考えましょう! 
雄・雌の両方を飼っていて、子供ができるのは困る場合には去勢手術・避妊手術してあげなければいけません。それは、不幸な子供を作らない為です。
繁殖のことも考慮して性別を決めましょう。また雌犬は、人間の女性と同じで母性本能によって面倒見がいいと言われています。


★新しい子がきたら…★

まずはケージに新しい子を入れて、ケージ越しに先住犬と対面させましょう。いきなり部屋に放してしまうと先住犬は困惑してしまいます。
また、自分の縄張りに突然新しい子が入ってくると、先住犬が怒ってしまい新しい子にケガをさせてしまう可能性もあるので気をつけましょう。飼い主さんが様子を見て、慣れてきた様子が見えれば次のステージです。
新しい子をゆっくりとケージから出して、さらに同じ空間にいることに慣らしています。最初は10分。次は20分、30分と徐々に出す時間を増やし先住犬と新しい子を慣らしていきましょう。


★新しい子が来て気をつけることは?★

何をするにも先住犬を優先することが1番大切! 
今まで先住犬は飼い主さんを独占して甘える事ができましたが、新しい子が来たことによって嫉妬し、ストレスを抱えてしまいます。そのストレスから嘔吐・食欲不振になる場合も少なくありません。何事も先住犬を優先してあげることによって、少しずつ緩和されるのです。例えば、ご飯あげるときや名前を呼ぶとき、褒めるときや遊ぶときなど先住犬が優先です。
また、リーダーである飼い主さんが順位をつける事により、新しい子は生活の社会化を覚えます。
血液検査のように、健康診断でも定期的にレントゲン検査をしてあげるのも良いかもしれませんね。

ワクチン接種は必須!
新しい子(子犬)は病気を持ち込む可能性がある為、先住犬のワクチン接種は必ずしておきましょう。

先住犬の体調をチェック!
先住犬の体調をよく観察してあげてください。新しい子が仔犬であれば、より先住犬にじゃれつきます。そのじゃれつきは容赦ないので、先住犬はストレスから体調を崩す原因にもなってしまうのです。

お部屋を清潔に!
多頭飼育をすることにより、病気が一度入るとほかの子にもすぐに感染してしまいます。しっかりと掃除をして、トイレやケージの中など清潔な環境を作ってあげてください。ペットシーツも多頭飼育だとすぐに汚れるので、汚れればすぐに新しいシーツを敷いてあげましょう。


新しい子を迎え入れるのことで心配事も増えますが、多頭飼いの魅力もたくさんあります。人間と同じでワンちゃんにも色々な性格があり、多頭飼いをすることによって新しい発見をする面白さもあります。
成長の早さも、成犬になったときの精神年齢も違います。多頭飼いによって、犬社会を見学できるので一緒に暮らしていて楽しいでしょう。
また、仲良く遊んだり、一緒に寝ている姿を見る時はワンちゃん好きの飼い主さんにとっては至福のひとときでしょう。

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