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筋骨格系

ペットの歩き方がおかしいとき [筋骨格系]

散歩中に「あれ?歩き方がおかしいかな?」と思ったのに何となく様子をみていませんか?歩き方がおかしい原因は色々あります。全身の病気のサインということもあります。どんな原因があるのかな?早めに動物病院に行ってきちんと検査を受けましょうね。


★日常の生活の中で起こるもの★

■散歩の途中など日常の生活でのケガ

例えば、植物のトゲや折れた木の枝、割れたガラス、落ちている金属の破片等によりケガをすることがあります。伸びすぎた爪を歩行中に傷める事などもあります。

まれに、足の指にダニがついて血を吸い、膨らんで足に痛みが出て、歩き方がおかしくなることもあります。このような場合は爪・指の間・足のうら・足首と、順番にていねいに毛をかきわけながら、原因をみつけるとよいでしょう。
治療としては、消毒薬だけで治るものから、異物の除去・止血など外科的な治療が必要な場合もあるので、大丈夫そうでも、動物病院での治療を受けておくと安心です。

■遊んでいる時や運動をしているときのケガ

高い所から飛び降りる・ジャンプする・急にダッシュするなどの後に、歩き方がおかしくなることがあります。そのような時には、捻挫・関節の靭帯や軟骨をいためることや、靭帯の断裂・骨折・脱臼等が考えられます。

このような場合は飼主の判断だけでは危険な場合がありますので、病院に連れて行ってください。病院では必要に応じて、X線などの検査をしたり、麻酔下に筋肉がリラックスした状態で、ていねいに関節の動きを調べたりすることもあります。


★先天的なもの★

先天的なものでは、小型犬では膝蓋骨の脱臼・成長期に発生する大腿骨頭の異常(レッグ・パーセス病)、大型犬では、股関節形成不全が多くみられます。避けることが難しいことかもしれませんが、悪化しない為にも動物病院で対応などしっかり聞くようにしましょう。


★食事によるもの★

栄養の偏りがあっておきるものとしては、くる病・骨軟化症があり、カルシウムだけではなくリンとの比率が重要です。

肥満により、足や腰に負担がかかり、歩き方がおかしくなることもあります。餌をほしがるからといって、好きなものをおなか一杯になるまで与えてしまうのは問題です。悲惨な結果になることもあるので、病気にならない為にも食事の管理は注意しましょう。

ビタミンA過剰症でも、四肢の関節がはれ、歩行異常を来たします。年令に合わせたフードや病気用のフードが出ているので、獣医師に相談して、正しい食事を与えましょう。


★様々な病気で発生する★

足そのものではなく、筋肉・神経・背骨(頚椎・胸椎・腰椎)などに異常があって、歩き方がおかしいこともあります。

その病気として考えられるものは筋炎・小脳前庭部の障害・椎間板ヘルニア・変形性脊椎症などです。骨髄炎や骨に腫瘍ができて、歩き方に変化が出ることもあります。

また全身性紅斑性狼瘡という、自己免疫疾患でも、発熱・関節炎・皮膚や粘膜の炎症・リンパ節の腫大などにより、歩き方に異常が出ることもあります。

さらに、内臓の病気(腎臓病・肝臓病・心臓病等)でも、末期になれば歩き方がおかしくなります。

★まとめ★

歩き方がおかしい場合は、様々な病気が考えられます。人間でも頭が痛いなどの病気の際にはフラフラ歩きをしてしまう等の症状が出てくると思います。
正常でない歩き方には何らかの原因が考えられます。いつもと違う歩き方をしているのであれば、病気やけがを疑った方がよいでしょう。

病気の初期症状という場合もあるので、自分で判断せず、動物病院に相談し、早めに必要な検査を受けるのが一番よいと思います。

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