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しつけ・行動・マナー

上手におトイレできるワン!【しつけ・行動・マナー】

室内で犬を飼うなら必ず必要になるトイレのしつけ。長くお互いが快適に生活するために、トイレの上手な教え方を考えよう!


★トイレを教える前に★

トイレを教える前にトイレ用品を準備しておかなければなりません。トイレ用品で必要なものは、犬用トイレトレー、犬のトイレシーツ、トイレ・トレーニング消臭スプレーなどです。トイレシーツの的が小さいとおしっこやウンチがはみ出してしまう恐れがあるので、少し大きめのものを準備しておきましょう。
また、トイレの置き場所も考えておかなければなりません。トイレの置き場所を決めるポイントとしては、ハウスのそばがお勧めです。トイレの場所をいろいろ変えてしまうと、ワンちゃんがどこでトイレをしたら良いのか混乱してしまいます。トイレの位置を覚えるまでは1ヶ所に決め、確実に覚えるまでは動かさないようにしましょう。


★トイレのしつけのコツ★

トイレのしつけは家にやってきた最初の数日が肝心です。飼い主さんがきちんと場所を教えてあげないと、ワンちゃんは部屋中至る所に排泄をするようになってしまいます。
放し飼いだとなかなか覚えないので、はじめは犬用サークルを用意するとよいでしょう。ハウスからワンちゃんを出したら、トイレに連れていき、おしっこをさせる習慣をつけることが、一番覚えやすい方法です。
生後2カ月前後の子犬は、オシッコをあまり長時間我慢できません。そわそわして床のニオイをかいだり、クルクル回ったり、しゃがみこんだら、トイレに行きたいサインです。寝起きや食後、運動の後もトイレのチャンスです。
オシッコの頻度は、子犬ではだいたい2〜3時間おきですから、タイミングを見計らってトイレに連れて行きます。ワンちゃんがなかなかおしっこをしなくても焦らずに、根気よく待ち、ちゃんとできたらたっぷりほめてあげましょう。
最低1週間、一度も間違えずオシッコやウンチができるようになるまでは、気を抜かずにしっかり世話をしてあげてください。きちんとできた時には“ほめる”ことを忘れないでくださいね。それが一番大切です。


★トイレ以外の場所で排泄した場合★

トイレ以外の場所でおしっこをしてしまった時でも叱るのは逆効果です。過度なしつけが原因となり、おしっこを我慢してワンちゃんが病気になったり、隠れておしっこをするようになるので、騒がずに優しく教えてあげましょう。
飼い主さんが騒ぐと、注目されている・遊んでくれていると勘違いするワンちゃんもいます。また、わざと隠れてトイレをする習慣を持ってしまうケースもあります。ワンちゃんを意識しないようにし、叱らず、騒がず、声をかけずに後始末しましょう。ニオイが残っているとまたその場所でする可能性もあるので、きれいにふき取りましょう。


★排泄するタイミングをコントロールする★

子犬や若いワンちゃんの場合、見知らぬ場所での排泄を我慢します。しかしほとんどのワンちゃんは、性成熟期を迎えると、他のワンちゃんの排泄跡を嗅いで、その上に排泄するようになり、自然と外で排泄するようになります。
外で排泄する習慣ができると、今度は室内では排泄しなくなってしまうことが多く、逆に問題となります。なぜなら豪雨や台風の日、飼い主さんが体調不良で寝込んでいるときにも、排泄のためだけに散歩へ連れて行かなければならないからです。
こういう場合に、号令で排泄するトレーニングをしておくととても便利です。
マーキング行動を行うことからもわかるように、ワンちゃんは排泄をある程度自分でコントロールできます。このことは、「うまくトレーニングすれば、号令で排泄させられる」ということになります。
子犬のときから、トイレで号令をかけ排泄できるようになると、無用なトラブルを防ぐことができます。これは、盲導犬のトレーニングなどで行われている方法で、号令に従って排泄できるようになると、他人に迷惑をかけないばかりでなく、外出中、排泄の心配をしたり、体調が悪い時や天気が悪い時でも、排泄のためだけに散歩へ行く必要がなくなり、飼い主さんもとても助かります。
多少時間はかかりますが、あきらめず根気よく取り組んでください。


★ワンちゃんがトイレで排泄しない場合★

お散歩に出かけてあげるようになると、家の中でせず我慢するようになります。1度家の中でしなくなってしまうと、再びできるようにするのになかなか根気が入ります。我慢できるワンちゃんは、2日近く我慢するようですので、負けない覚悟が必要です。
いずれにせよ、朝晩散歩にいってあげる場合は、時間をずらしたり、行ったり行かなかったりなどランダムに出るようにし、家の中のシートでしたら、よくほめてあげるようにしておくと良いでしょう。
また、成犬が突然トイレ以外の場所でするようになったら、行動や健康面でのトラブルが考えられます。原因を突き止め、それに見合った対策をとる必要があります。


トイレのしつけは、生活を共にしていくうえで、とても重要なことです。覚えてくれるまでに時間と根気が必要です。しかし、覚えてくれると飼い主さんの掃除の手間も省け、より良い生活が送れるようになります。
また、飼い主さんが一生懸命になっている事はワンちゃんも理解しているので絆も深まる事でしょう。ワンちゃんと一緒に成長していると思う事によってトイレのしつけも楽しくなり、頑張っていけるはずです。

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