獣医師セレクトアイテム専門ショップ ペットクリニックセクレトショップ
獣医師や看護師が贈る
ペットコラム

いつでも愛犬愛猫が元気にいてほしいからここからコラム「ペットライフ」をお届けします

病気と予防 全部の記事を読む
ペットライフ 全部の記事を読む
ペットクリニックHOME » ペットライフ » 一覧 » 食べ物についての悪い癖を止めさせる法 〜ゴミ箱あさりと拾い食いと・・〜【しつけ・行動・マナー】

しつけ・行動・マナー

食べ物についての悪い癖を止めさせる法 〜ゴミ箱あさりと拾い食いと・・〜【しつけ・行動・マナー】

犬がゴミをあさるのは実は自然な行為なのです。様々な臭いを発するゴミ箱に興味を持つのは至極当然なのです。人間にとっては「ゴミ」でも犬にとっては「興味をそそられるもの」でしかないのです。広い食いとゴミあさり・・どうすればいいのでしょうか?


★お悩み1 「うちの子、ゴミ箱をあさっちゃうの…」★

気が付いたら、ゴミ箱が倒され生ゴミが散乱…。こんな状況を目にするとついつい大声で叱りたくなるものです。お掃除も大変だし、悪いものを食べたのではないかと心配になりますし、更に「ゴミをあさる」という行為に対してどうしても不快感を覚えてしまうものですよね。しかし、犬がゴミをあさるのは実は自然な行為なのです。様々な臭いを発するゴミ箱に興味を持つのは至極当然なのです。人間にとっては「ゴミ」でも犬にとっては「興味をそそられるもの」でしかないのです。

(対象法1)ゴミ箱に関わることはいけないことを教える

ゴミをあさってはいけないことを教えるのはとても大変です。そこで、ゴミ箱自体を「関わってはいけないもの」であることを教えてあげましょう。ゴミ箱をいつも定位置に置いておき、いたずらをしたらその場で「ダメ」と言い聞かせます(いたずらの最中でなければ効果はありません)。このようにしてゴミ箱自体に関わらないようにしつけていきます。

(対処法2)ゴミ箱に工夫をする

習慣化してしまったゴミ箱あさりをやめさせるのは、なかなか難しいものです。ですから飼主さんがゴミ箱あさりをできない環境を作ってあげることも大切です。ゴミ箱の設置場所を変え、ワンちゃんがゴミ箱自体に近づけないよう工夫したり、ワンちゃんが空けることができないタイプや簡単に倒れないタイプなどその形態にも工夫をすると良いでしょう。



★お悩み2 「人間の食べ物を奪い取ってしまうの…」

食卓に登って飼主さんのお皿のおかずをペロリ、または小さなお子様の持っているおやつを横取りなど、思わずため息のでる困った癖にお悩みではありませんか? 犬は経験したことを「実績」として蓄え、繰り返し行う生き物です。「昨日は食卓で一緒に人間の食べ物を食べさせてくれたのに、今日は食卓に近づくと怒られる」ではワンちゃんが混乱して当然です。「人間の食べ物に手を出してはいけない」ことを継続して教えていく必要があります。

(対処法1)食卓に登れないよう工夫する
ゴミ箱と同様ワンちゃんがいたずらできない環境を整えることは飼主さんの役目です。テーブル式の食卓であればワンちゃんはまず椅子に飛び乗ることが多いでしょうから、最も大切なのは椅子を伝ってテーブルに登れなくすることです。使用していない椅子はしっかりとテーブルの下に収めましょう。また食事をはじめる直前まで食卓の上には料理を置かないようにすることも大切です。


(対処法2)心を鬼にしておねだりを無視する
うるうるした愛らしい目でおねだりされてもそれを無視することが大切です。しかも「徹底的に」というのが必要です。ワンちゃんがあきらめるまで徹底的に無視をします。飼主さんが途中で屈してはいけません。飼主さんの方がどうしてもおねだりに耐えられないときには、人間の食べ物ではなくワンちゃん用のおやつを少量あげるようにしましょう。(ただし、全体の食事の量を必ず考慮し、おやつの与えすぎには注意しましょう)


★お悩み3 「うちの子、拾い食いをやめてくれないの…」★

拾い食いの癖は、健康面から考えても絶対にやめさせなければならないものです。お散歩中に拾い食いしたものが腐っていたり、除草剤など薬物を含んだものだったりしたら大変です。また、家の中でもビニール袋などの異物を口にしてしまう危険性もあります。徹底してこの困った癖を治す必要があります。

(対象法1)散歩中はリードでコントロール

お散歩中の拾い食いを「いけないこと」と覚えさせるためには、リードを上手に活用することが一番です。ワンちゃんの様子を常に観察して、地面の臭いを嗅ぎだしたら特に注意をします。このときにリードを短めに持っておいて、何かを口にしようとしたらリードを強く引っ張り「ダメ」であることを伝えます。


(対象法2)家の中でも徹底しつけ

いくら散歩中の拾い食いをリードで上手く防止できても家の中で拾い食いの習慣をつけてしまっていては解決策にはなりません。家の中も危険なものはたくさんあります。拾い食いは家の中でも外でも共通していけないことだということをはっきりとしつけましょう。
そのためにも物を口にしていいのは「よし」や「OK」など指示語があるときだけだというしつけをしなければなりません。


★注意ポイント★

犬が落ちているものを口にしたからといって、慌てて取り出そうとすると逆効果な場合があります。「横取りされる」と思いかえって急いで飲み込もうとすることがあります。まずは拾い食いさせない環境を整えること、お散歩時の道端などどうしても拾い食いの可能性があるところでは目を離さず管理すること、そして何よりも仔犬の頃から指示を受けてから食べるということを習慣化させることが大切です。

「うちの子はダメだ」と思う前にしっかりと環境を整え、しつける努力を飼主さん自身が行うことが大切です。できることからはじめてみましょう。




キーワード

プリモ ペットクリニック 食べ物 横取り 拾い食い ゴミ箱 しつけ 行動 マナー ペット 犬 イヌ 猫 ネコ